胎教が成功した息子にしたこと
妊娠中
私はある教材を買った
子供を産むという経験ができたのだから
できたら、優秀で良い子になってほしい
できる事は全部しようと思った
胎教の本を買い、
お腹に向って音読したり、ぬりえをしたり
バカげていると思うかもしれないが
その時は本気だった
その教材はもともとは発達や知的な遅れのある子に良いとか
胎教は東大生もやっている人が多かったとか
そんなふれこみだった。
東大・・どれだけ自分のエゴなのか💦
偏差値のいい大学に行けば幸せなんだろうか?
子供が健康で生まれたらそれでいいのに
生まれたら生まれたで欲が出る
まだ、産まれてもいないのに自分ばかりが不安と、エゴとでどうかしている
そんな私を息子はお腹の中で笑っていたのかもしれない
いや、そんなことで息子は笑ったりしない
なぜなら息子は私のことを、優しく、許し、慕い、大好きだからだ
わたしが困っていると一緒に悩んでくれる
わたしが笑うと一緒に笑顔になる
わたしが泣くと心配そうな顔をする
わたしが息子にできない事を繰り返しやらせても
できない事を責めてしまっても、息子はできるように頑張る
それはきっと自分のためでなく、わたしのために
それでも、周りと比べたら、それは底辺でしかない
でも、できないことが多くても、成績が決していいとは言えなくとも
息子は純粋で、素直で、絶対的な愛情を持ち、愛される素質がある
未熟だった私の子育てを振り返り、
「ごめんね」と心のなかでつぶやいた
わたしが息子を助けているのではなく、助けてもらっているのかもしれない
「いつも、ありがとう」
わたしの胎教は成功した、と自信をもって言う事ができる
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