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今書き留めておきたいこと

留学からのこの1年間、社会に出るまでの期間にこれまで向き合うことを避けてきた自分の欠点(語学・社会の知識・生活態度など)を全て改善しようと思ってもがき続けた。

挨拶もまともに出来なかったのにいきなり完全英語環境に身を置いたり、娯楽目的のSNSを全て辞めてニュースしか入ってこないようにしたり、訳わからないくらいのストイックな勉強スケジュールを前日に計画して実行しようとしたり。

すべての課題を一気に解決しようとして精神的に追い詰められた。

結局自分が自分に求めるレベル(仮にそれを出来てる人がいたら超人だと今は思うが)に完璧にこなす事が出来なくて、毎日シャワーを浴びながら自分のことを責めて泣いていた。

友人や家族からそんなに頑張らなくていいなどと言われても全く心に響かなくて、私は欠陥だらけの人間なのにみんな分かってないだけだと思っていた。

とにかく自分が人と同じように出来ないことがコンプレックスでしょうがなくて、それを治すための方法を片っ端から調べて実践しようとした。

そして最終的には思考停止に陥って何もできない無気力状態になった。

幸いにも留学先での友人との出会いが私を救い出してくれて、なんとか潰れずに留学を終える事が出来た。

しかし、根本的な問題は解決していないために、勉強以外の違う事象(就活を含めた将来のこと)をきっかけとして自己嫌悪の嵐で自分を追い詰めた。

しかし今回も家族や友人といった周囲の人がどん底から救い上げてくれた。『どんなあなたも私とっては完璧だよ』と言ってくれたときは涙が出た。

親友からは『あなたが自分自身を認められないなら、代わりに私があなたのことを全力で認めるよ』と言われた。

別に自分は大した人間じゃないのにこんなに大切に思ってくれる人がいることを実感して、自分の不安定な気持ちに安全な居場所ができたような感覚だった。

世の中の真面目で完璧主義な人は自分が潰れるまで頑張ってしまうし、それを努力だとも思わない。

それでいて、消えたいと思ってる程どん底の状態でも心を開いてる人以外にはどんな時も笑顔で気丈に振る舞ってしまう。

そしてそれがもっとその人を疲れさせて追い詰める。

これは自戒でもあるし、世の中の頑張ってしまいすぎる人に言いたいけど、辛かったら辞めていいし、人のために頑張りすぎだから、もっと自分だけのために、自分に優しく適当に生きていい。

極限状態では突然生きてても意味ない、辛い、消えたいと思ってどうしようもないくらい辛くなる時がある。

それも他人からみたら全然幸せそうな暮らしをしていても普通にある。

誰かが人には人の地獄があるってツイートしていたけど本当にそうで、裕福とか貧乏とか、学歴も仕事も関係ない。

他人からみてもどんなに素晴らしい才能や個性を持っていても苦しんでいる場合がある。

そう考えると本当に他人と比べて妬んだり自分を卑下したりする事がいかに無駄か分かる。

他人と比べてお金がないから、仕事のステータスが、とかではなくて自分にとって幸福度が高い選択が出来てるかが最も重要

それにこの幸福度を測る物差しは人それぞれで普遍的ではないことを忘れないようにしたい。





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