1日の「幸せ」をカウントしたら、本当の幸せに気づけた話
はじめまして。天竜川ナコンと申します
突然ですが最近、
良くないことが頻繁に起きます。
財布を落としたり、
カードキーをなくしたり
風邪っぽかったり…。
こんな毎日だからか、
「そういえば、これまでも自分は
人と比べて不幸だったかもしれない」
そんなネガティブな考えすら
浮かんできてしまう次第です。
というわけで今日は、
この「しあわせカウンター」を使って、
身の回りの幸せをカウント。
本当に自分は不幸なのか、
ということを確かめていきます。
ちなみに先ほど、カフェで
コーラフロートを完食しました。
これも幸せと言えるため、カウントです。
街へ繰り出し、
いつもの休みと同じように過ごします。
ドーナッツを購入。
甘いものが大好きなので、
ついつい食べてしまいますね。
「しあわせカウンター」をポチリ。
現時点で幸せなことが二回あった、
というわけなのであります。
服屋で靴下も購入します。
買おうと思っていたので嬉しいです。
三足なので「しあわせカウンター」も
三回分まわします。
少し小腹が空いてきました。
まぐろ寿司を食し、
「しあわせカウンター」をさらに回します…
…
…
ここまである程度、
カウンターを回すことができましたが、
以降、めっきり幸せが訪れません。
お金を使って物を買ったり、
何かを食べているうちは
幸せなのですが…
虚しい、なぜか虚しいのです。
そういえば、同年代は
どんどん結婚したり、会社で出世したり、
信頼できる仲間とフットサルしたり…
一方、私は交通量調査などで使われる
カウンターで「幸せを数える」といった
狂った営みに土日を費やしているわけです。
「やはり、自分は不幸なのかもしれない…」
そんな思いが口を出そうになった瞬間…
…
都会で、力強く咲いている花が。
普段であれば素通りしてしまいますが、
この日は何故か目にとまりました。
綺麗なもんだ、と
「しあわせカウンター」を回します。
──そうか、幸せは何も、特別なものじゃねえ
──空を見上げれば、青空が綺麗
──アスファルトの切れ間に、都会で力強く咲く草が
──ゴミ一つ落ちていない、手入れのされた道路
──なるほど。
私はどうも「幸せ」について、
大きな思い違いをしていたようです。
──道路標識がある、しあわせ
──自動販売機がある、しあわせ
──地球に生まれた、というしあわせ
──しあわせを、しあわせだと思える、しあわせ
そんなこんなで、1日が終わりに。
発見した幸せの数、
カンストしちゃいました(←笑)
…
ここで一つ、
みなさまに訴えてえことがあります。
幸せは、手に入れるものではなく、
発見するものだ、ということ。
今自分が持っていないものを
手に入れることに
幸せを感じるのではなく、
今自分が持っている幸せを、
どれだけ認識できるかが大切なのです。
もちろん、日によっては
悲しみに身を引き裂かれそうになったり
「この世はもうおしまいである」
という気持ちになることもあるでしょう。
しかし、そんな時こそ、
今すでに自分が持っている幸せに
目を向けてもいいのではないか。
そんな大切なことを、
「しあわせカウンター」は
俺に教えてくれました。
ありがとう。
「1日の「幸せ」をカウントしたら、本当の幸せに気づけた話。」
〜FIN〜
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