生涯健康への道。腸腰筋を目覚めさせるには?

背骨の緊張がない状態をつくる。

背骨の緊張がある時点で、「腸腰筋」に代表されるインナーマッスルが眠ってしまう。


背骨が硬くなり、インナーが眠ると……

・繊細な動きができなくなる。
・動きがロボット化していく。
・関節の安定性が悪くなるので、痛みが出やすい
・身体、ケガしやすい身体になる。
・内側ガチガチになり、外側の筋肉もガチガチに硬くなっていく。
・前ももパンパンに張っている。
・運動しているけど、おしりたるんでいる。
・下っ腹ぽっこり
・便秘がちになる
・慢性腰痛
・慢性肩こり
・仰向けで寝れない
・イライラしやすい
・呼吸が浅くなる
・太りやすくなる
・だるい
など

もう全ての不調は、背骨が硬く、インナーが眠っているのが原因と言っても過言ではない!


背骨が硬くなる理由は、学校教育だったり、生活習慣だったり、西洋のトレーニング文化に侵食されすぎた結果だと思う。

今の日本の現状を見てみて下さい。

まずとにかく筋肉が大きければ良い。
筋肉が何より大切。
ムキムキがかっこいいという洗脳をする。
身体の見た目を競うコンテストなどをテレビ、SNSなどのメディアでどんどん打ち出していく。
(自分も見事に騙されて筋トレに勤しんだ)

皆、見事に筋トレをしたくなり、ジムに通いだす。またはトレーナーを目指す。
(トレーナー=筋肉モリモリという洗脳もする)

大手パーソナルジム、大手フィットネスクラブ、24時間ジムなど、どんどん増やして筋トレ人口を増やし、雇用も生み出し、西洋式筋トレをどんどん普及させていく。

よって背骨ガチガチな人を増やして、インナーを眠らせることをしている。



インナーが眠る=日本人が眠っている。
眠っているんで、過度に臆病になったり、過度に不安になったりで、エネルギーなんて湧いてきやしない。

正しく筋トレできる人はまだ良い。
(ガンガン筋トレして、しなやかな体幹部を保っている人なんて、ほんの一部の人だけ。)

「身体を変えたい!」と思い、まずイメージするのが、多くの人は筋トレだと思う。
しかし西洋的な筋トレは過度に行うと「腸腰筋」を眠らせる行為になるということを自覚しないといけない。


若いころはまだ良い。
とにかく外側の見た目をとても重視する年代だし、自分もその気持ちはとても分かる。

しかし、こんなこと年齢を重ねて続けていたら、間違いなく寿命を縮めることになる。

どこかのタイミングで、「内側のシステムで動く身体」に切り替える。それは早ければ早いほど良い。そのためにはまず「脱力」なんだ。

特に「背骨の脱力」が重要

具体的にいうと「脊柱起立筋」などを緩めたい。
それでこそ「腸腰筋」などのインナーマッスルが目覚めていく。

しかし西洋式トレーニングを生かしようでは、身体をより良くする。

ポイントは……

「決して限界まで追い込まない」
「心地よいレベルでOK」
「1セットだけにする」

「筋肉を作る」という視点から、少しはずして
「バランスを作る」「神経を作る」という観点だと、とても良い。

動作中に背骨は過度に緊張してないか?などをチェックしたいですね!


背骨が緩んだら、ゆったり歩く。
ベストな歩きが腸腰筋を育てる。

もちろん逆効果になる歩きもある。歩きも頑張ってはいけない。脚を先行させるのでなく、体幹のリードで、ゆったり歩く。


生涯健康でいるには、生涯歩いてないといけない。

さあ理想の歩きを追及しよう!










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