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9月14日

今朝は日本の友達からLINEのメッセージが来てちょっと上向きな気分。ちょうど一年前に一緒に行った郡上八幡で食べた醤油フランクが近所でも買えたから今度一緒にうちで食べようねというお知らせだった。小さくてもうれしいニュースはありがたい。熱々の醤油フランクは本当に美味しかった。天候にも恵まれて友達の運転で福井から郡上八幡を周り、飛騨高山で温泉に入り飛騨牛を頂き一泊。帰りは高山ラーメンをしっかり食べてから富山のアウトレットモールに立ち寄って石川の片山津温泉の温泉だけ入れる施設で休憩してから福井県が誇る秋吉という私の中では世界一の焼き鳥屋さんで夕食という夢のようなコースだった。中学、高校と同級生(55歳)だった福井の友達はみんな働きながら家事をこなし、最近では週末はお孫ちゃんの面倒までみている。私が帰省すると思いっきり遊べて美味しいものを食べるプランを作ってくれる。来年の今頃は、その友達とまた新しい旅の思い出が増えてるといいなあ。遠くに出かけなくても友達の家でお茶を飲みながらずっとおしゃべりしているだけでもいい。

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先週、別の友達と会話している時にドラマの話になった。『おじさんはカワイイものがお好き』っていうドラマが日本であってねと内容を話してくれた。仕事もできて素敵なおじさんが実はカワイイぬいぐるみが好きでとそこまで聞いて私は「待って。そのおじさんうちにいるよ。」

夫はドラマのようにイケおじって感じではないが写真は夫が日本から連れて帰って来たお友達の一部。カワイイものが大好き。初めて熊本に行った時にたまたまホテルでくまモンルームというお部屋があり面白いかなと思い予約したら50センチくらいの大きなくまモンのぬいぐるみを2個もお持ち帰りくださいともらえた。私が移動もあるし、1個だけ連れて帰ろうかと言っても夫は絶対2個ともアメリカに連れて帰ると旅行中は脇に抱えて移動した。それ以来、日本へ旅行するたびにカワイイものを見つけると「コレ ホシイ」と目を輝かせる。困ったことに日本はどこに行ってもいろんなゆるキャラが夫を待ち構えている。お城とお寺そして神社巡りが大好きだがお土産屋さんも大好き。恥ずかしいくせにぬいぐるみと写真を撮りたがるので私は大変。「ホラ ハヤク ハヤク」と急かされて写真を撮らなければならない。

彦根城に行った時、パネルのゆるキャラひこにゃんを見つけて早速写真撮影。ポスターで今日は数回ひこにゃんショーなるものがあると書いてあったが私は夫に言わなかった。彦根には2時間ほど立ち寄って大阪へ移動するプランだった。ところがお城を見て歩いているとちょっとした広場に偶然人だかりを発見して夫は自らひこにゃんショーに導かれてしまったのである。感極まった夫は「オー ジバニャン!!!」とうれしそう。その時ちょうど妖怪ウォッチが流行っていて甥っ子から教えてもらったジバニャン。私は一瞬他人のふりをしたかったが夫は早く写真を撮れとうるさい。その後も「ジバニャン?コレ ジバニャン」「違うよ。ひこにゃん ひこにゃんだよ」と会話していたらそばにいた小学生にゲラゲラ笑われた。

我が家に沢山ある夫のカワイイコレクション。去年の11月にサンフランシスコのアパートから引っ越す時にスーパー断捨離モードだった私は全部は持っていけないから少し寄付したらと言ってみたが返事は「ノー」だった。まるでドラマのおじさんのようにクローゼットにしまってあるが時々「Hello guys,how are you?」と話かけているのを私は知っている。

去年の夏、原宿は夏休み最後でどこへ行っても混んでいた。そんな中、一瞬誰もいなくなった時に「ハヤク ハヤク ナウ!」と撮らされた写真がこちら。

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