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11月6日

選挙のせいなのか何なのかわからないけど仕事で10月末に送った郵便物がなぜかケンタッキーに行ってしまってショックを受けた翌朝、カリフォルニアに戻りましたので明日配達とお知らせが来てホッとしていたらご近所の友達から連絡が。一人での散歩にもちょっと飽きていたので一緒に美味しいコーヒーを飲みに行った。

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カップはホリデーのデザインになっている。ちょっと前までは10月末にコーヒー屋さんのカップが一斉にホリデー仕様になると気分が憂鬱になった。クリスマス→夫実家→行くととても長いパーティー→義母へのギフト。去年は夫には申し訳なかったのだがクリスマス前に日本へ出発した。今年はなんだかパーティーは無さそうだし、仮に夫家族だけで長いパーティーがあったとしてもここに住んでいるので自分の部屋に上がればいいだけ。ほほほ。夫が義母に捕まってしまうとなかなか帰れず、めったに会わないようにしている義兄や義姉のどうでも良い自慢話(あっ本音が)を聞いて愛想笑いの苦行もない。そう思いながら美味しいコーヒーを友達と飲んだ。カリフォルニアが特にそうなんだと思うけどホットの飲み物を注文してもぬるいことが多い。こぼして火傷して訴訟になるとかいろいろあるんだろう。ここから車で1時間くらいのところにあるくら寿司だってテーブルにあのお茶のお湯が出る蛇口はない。そして回転寿司屋さんでお茶が有料には驚いた。でもあの熱湯が出る蛇口はアメリカ人には少々ハードルが高いかもしれない。

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このピーツコーヒーはコーヒーやお茶がちゃんと熱くて美味しい。1966年からカリフォルニア、バークレー市で創業。日本でもお馴染みのスタバの創立者も最初はピーツでいろいろ教わったと聞いたことがある。スタバで思い出したのだが働いていた人から聞いたのがありえないカスタマイズの細かいお客さん。

飲み物の温度は220度(華氏)にしてちょうだい=温度指定😭

ラテをソイミルクとローファットミルクを半々で=美味しいと思えない😱

デカフェと普通のコーヒーを1:3の割合で=意味がわからない😌

忙しい時にこんなお客さんが来たら大変だろう。サンフランシスコでホームレスが増え始めた頃、陳列してあるコーヒー豆を盗んで違う店で返品してお金をもらおうとした事件もよくあったらしい。そして一番驚いたのが今は置いていないけど以前はエスプレッソマシーンも箱から出して陳列していた。ある日見るからに怪しげな男が突然エスプレッソマシーンをガシッと抱え走り出した。結構大きくて高価な物だし、私の知人が追っかけるとどうやらその男はそこから300メートルほど離れた違うスタバに向かっているのがわかったらしい。知人はすぐにその300メートル先のスタバに電話をした。

「今エスプレッソマシーンを返品しようと男が向かっているので対応よろしく。」

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