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10月9日

アメリカは大統領選挙真っ只中。選挙登録しているアメリカ人は郵送で書類を受け取る。郵便での投票はすでに始まっていて11月4日に投票に行けない人は書類を郵送する。それ以外にも選挙に関する広告が郵便で毎日届く。郵便局はさぞかし忙しいんだろうなと思っていたら自分の仕事の郵便にも影響が出てしまった。私のパート勤務先から郵便がいつもなら2日で届くのだが届かなかった。郵便物の追跡トラッキング用の番号をチェックする。本来なら一旦サンフランシスコに入りそこから私の住んでいる街に来るのだがなぜか反対方向のオークランドに到着と出て変だなと心配していた。心配なので通知を携帯で確認できるよう設定した。しばらくしてまるで嫌な予感に合わせるように郵便物はネバダ州リノに到着したと通知が来た。ネバダ州リノはここから車で6時間くらいのところで小さなカジノの街がある。最近ではいろんな企業がオフィスを構え出して人口が増えている街。なぜネバダ???

大事な仕事の郵便物なので心配になる。もしかしてトラッキングの番号が違うのかなと思いつつ郵便を出してくれた人と連絡を取るがやはりトラッキングの番号は私がもらっているものであっているらしい。先週末に出したので月曜には通常なら届くところが今なぜかネバダ州にいる。どうなるんだろう。心配だがとりあえずこの後がどうなるかトラッキングの番号をチェックする。次の目的地に向けてネバダ州を出発したと出る。どこに行くの?頼むからまずサンフランシスコに戻って来て。

願いが通じたのか通知を受け取ると郵便はサンフランシスコに到着したと出ている。ほっとするのもつかの間、また心配は次はどこに行くんだろう。もしかしたら勤務先に戻る可能性も考えて同僚に連絡を入れておく。アメリカなんでもあるあるなので油断できない。まだオフィスには限られた人が限られた時間しか働いていない。返送されても大丈夫だろうか。

また通知が来た。サンフランシスコから私の住んでいる街への配送を行うセンターに入ったらしい。やれやれ。このままうまく行けば木曜日に届くだろう。とにかく郵便物が私に近づいて来てくれているのがわかり安心する。

そして昨日、木曜日の午後に無事に郵便は届いた。我が家に配送された瞬間配送完了の通知が来た。そこだけは早かった。1週間近くかかってしまったけど無事でよかったしトラッキング番号(有料)をつけていて本当に良かった。おそらく11月までは郵便局も大忙しなんだろう。日本で東京に送ったものが北海道に行ってしまうなんてことはまずないのだがアメリカだとこういうことは起きてしまうのだ。大丈夫なのかしら。普通の郵便物でこれなのだから選挙の書類も早くみんなにきちんと届いてちゃんと一人一人の投票がカウントされるのかな。郵便局がんばれ!いつもありがとう。





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