【Rな日々】#4 「現場統括」
■速やかに実行せよ
経営の意思決定がなされるとき、人間の「感情」が考慮されることは稀だ。それを受け止めるのが、現場のマネージャーたちなのであった。
■どれだけ大変か、わかってますか?
「決まったことですから」という答えは、更なる不満を募らせるだけだ。
なぜなら、これは「論理」の問題ではなく、「感情」の問題だからだ。
彼らも実行責任は理解している。ただ、「やりたくない」だけなのだ。「不満」を何かで満たしてやる必要があるが、それは「論理」ではない。
■どれだけあれば、できますか?
人間は目に見えないものを恐れる。「恐怖」は「不安」となり、「不安」は「不満」となる。そして、「恐怖」は「冷静」で打ち破れる。
要するに、落ち着かせてやればよい。「優しい言葉」で解決することもあるが、もう少しマシなメソッドを提案したい。
・「時間」を計算する(タスクの”見える化”・測定)
・「時間」を調整する(優先順位づけ)
彼らの多くは、「(既存)タスクを遅らす」という選択肢を持たない。その逃げ場のなさが、パニックの原因なのだ。待てるものを提示してあげよう。
計算した結果、明らかに実現困難なのであれば、それは「論理」の問題だ。頭を切り替えて、リソースの調達に奔走しよう。
■「論理」の限界
いつだって、リソースは不足している。しかし、やらなければならない。そんな時は、考えても無駄だ。速やかに実行し、結果をだすこと。それがたとえ、「失敗」であっても。
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