「子どもができて夫婦関係が冷めた」を回避するために知っておくこと

赤ちゃんは、パパとママの愛の証♡

子どもを産む前は、赤ちゃんをかこんで幸せな家庭を築くことを夢見る夫婦は多いのではないでしょうか。ママの腕のなかですやすやと眠る我が子。そんな我が子を夫婦で見つめて幸せ♡

でも、そんなキレイなことばかりではないのが現実。おっぱいを上手く吸ってくれない、吸ったら吸ったで痛い、何をしても泣きやまず途方にくれる…。

特に産後は、初めての育児でパパもママもいっぱいいっぱいですよね。

ママは毎日が24時間体制の赤ちゃんのお世話。自分のタイミングでトイレにも行けず、あたたかいご飯をゆっくり食べることもままならず、慢性的な寝不足状態。

パパは、朝から働きに出て、帰ってきたら奥さんに気をつかい、赤ちゃんのお世話をするダブルワーク。

こんなとき、「どっちの方がしんどいか論争」をしたが最後。

自分の方が大変なことを証明するために、脳は相手の至らないところを探します。

「あなたは一人の時間があるからいいじゃない!」「お前は子どもが寝たときに一緒に昼寝できるじゃないか!」と不毛な口論を繰り広げることに。

どっちが大変かなんて、実証しようがないのに。

離婚相談にいく女性の、離婚の原因として最も多いのは、「夫が家事・育児をしてくれなかった」こと。

産前産後の夫の言動は、良いことも悪いことも妻は一生覚えていると言います。

夫婦のすれ違いの遠因は、実は子育てにあるのです。

こうしてみると、子どもを産むことへの良いイメージをもてないと思っちゃいますよね…

でも、大丈夫♡
赤ちゃんを産んだ後の人生は幸せです♡
出産・育児は夫婦の絆を一層深めます♡

私はそれを実感しています。

もちろん、産後の子育ては睡眠不足になるし、ホルモンバランスに振り回されて、ラクとは言いがたいのは現実です。

だからこそ、家族のその一大プロジェクトを夫婦で力を合わせた時、夫婦は、人生のバディとして絆を深めます♡

この本は、子育てという家族の一大プロジェクトを夫婦で力を合わせて乗り切るための方法を、特に大きくすれ違いがちな産前産後に重点を置いてまとめました。

産前産後の夫婦のすれ違いを減らし、絆を深める子育てをする方法は、以下の3つです。

1. 夫婦どちらか一方ではなく、2人でより良い夫婦関係づくりに努めることです。

突然ですが、あなたはパートナーのことが好きですか?

何を当たり前なことを!と思われるかもしれませんが、これはとても大切なことです。

というのも、夫婦関係を良好にするうえで必要なのは、「相手を変えようとするより、自分が変わること」だからです。

「自分を変える」は、なんだか負けた気がする人が多く、多くの夫婦は相手に変わることを求めちゃいます。

かく言う私も、夫と付き合いはじめたころは、夫の考え方を私カラーに染めようとしてしまっていました。

でも、相手を変えようとするほど相手はそれに強く反発するんですよね。

そりゃそうですよね!
「あなたが変わりなさい!」というスタンスは、裏を返すと「私の方が正しい」が暗黙の前提にあるのですから。

でもよく考えてみると、絶対的に正しいことなんてそうそうありません。

例えば、日本では自分の意見を主張することより集団に足並みをそろえることが美学とされますが、他国へ行くと、自分の意見をしっかり主張することが美学とされます。

「頑固だ」と思えるところは、「粘り強くやりきる」ことと紙一重ですし、「移り気だ」と思えるところは、「好奇心が旺盛だ」ということと紙一重です。

大切なのは、自分が正しく相手が変わるべきだとぶつかり合うことではなく、「自分が変わろう」とすることです。

その際、邪魔するのがプライドです。

「変わる」と言っても、相手の言う通りに何でもかんでもすることではありません。

相手の言っていることも確かにそうだなぁと心から相手の主張に寄り添うことです。

どちらが正しいかではなく、異なる考えを共存できる方法を考えるんですね♡

大好きなパートナーを大好きなままでいたいですよね♡

異なる環境で育ち、運命に導かれて出会った2人。そんな2人だからこそ、意見がぶつかり合うことも、理解不能なこともあります。

そんななかで、2人がお互いを理解し尊重しようと努めるからこそ、2人の絆は深まります♡

では、夫婦二人でどのようにすれば子育てを通して絆を深めるような関係を築けるか、具体的な方法を次回から投稿します!

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