見出し画像

ゼラチンを固めた物

ご飯前にお菓子はやめなさい。
こんな遅くにお菓子はやめなさい。

 そう、我々の間食は制限付きだ。その限られた時間をどれだけ楽しめるか、この先の人生のキーポイントである。
 間食といっても様々である。私は四六時中グミを食べている。もはや間食ですらない。よってグミ業界をすこぶる応援したい。グミに興味のない方へ向けて、おすすめのグミをいくつか紹介させてほしい。そして、少しでもグミに興味を持ってほしい。

画像1

まずはこいつ。初めて歯に触れたとき、底知れぬ潜在能力を感じた。噛みちぎろうと歯を立てるも、跳ね返される。というよりも、包み込まれる。男にとってのマシュマロ女子、女にとってのがちむち男と言ったところだ。

画像2

つぶグミ。1袋がボリューミー。更に一粒一粒も食べ応えが十分。歯でゆっくり挟み込んでやれば、表面のコーティングが徐々に剥がれて、本命が顔を出す。いやこれは表面と内側の協奏曲ともとれる。

画像3

コグミ。その名の通り、一粒が小さくキュートだ。こちらも、つぶグミに負けず劣らずの大容量。とにかく小回りが利く。そして見た目からは予想できないほど、ジューシー。ずるい奴だ。

画像4

ゴチグミ。コスパがトップクラス。表面のザラメが、いやらしい。確実に舌のツボを突いてくる。また、酸味の効いたグレープの爽快感が心地よい。グミ界の「水」的ポジション。


画像5

カンデミーナ。ウネウネしていて、ふざけた野郎だと思いがちだが、ウネウネが想像以上にいい仕事をする。弾力とウネウネの相乗効果で、己の歯がトランポリン選手と化す。

以上。
 まずは、オーソドックスどころを挙げさせてもらった。いずれも店頭で並んでおり、よく目にするものである。次のお買い物で、見かけることがあれば、気にしてみてほしい。


 間食はファッションで言うところの、アクセサリーと言ったとこだろう。主にはなり得ないが、アクセントとなり、更なる楽しみが待ち構える。グミとてそれは例外ではない。苦手な人からすると、グニグニしていて気持ち悪いと思われがちではあるが、それがグミの真骨頂であり、個性である。これを機に、この気持ちが少しでも皆様に伝われば幸いである。

 

この記事が参加している募集

私のイチオシ