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【ショート】王家の宝石 | 10月の誕生石 - マリードルレアン王女のオパールティアラ
概要
火花のようなユニークな形のオパールティアラ。
こちらは元々フランス出身のデンマーク王女マリーの持ち物であった。
Princess Marie's Opal Tiara https://t.co/8A2mZ3FDVw pic.twitter.com/fHY2PQxd1H
— The Court Jeweller (@courtjeweller) October 6, 2018
彼女の死後、形を作り替えられて親戚を渡り、現在の行方は不明。
《名称》
マリードルレアンのオパールティアラ
(Princess Marie d’Orléans Opal tiara)
《起源》
1885年頃、フランス
《宝飾メーカー》
不明
《所有者》
①マリードルレアン王女
(Princess Marie of Orléans )
↓
②ヴィゴ王女
(Eleanor Margaret Green)
↓
③マルガレータ王女
(Princess Margaretha of Sweden)
↓
④フレミング伯爵夫人ルース
(Countess Ruth)
↓
ルースの4人の息子の誰かに渡り、その後消息不明
※お揃いのチョーカーは、マリーの死後、姪のシャンタル・ドルレアンへ
歴史
ティアラが作られてから現在までの行方を詳しく。
①マリードルレアン
1885年、オルレアン家のマリードルレアンがデンマークに嫁入りする際作られたと言われる。
Princess Marie of Denmark wearing her Opal Tiara: https://t.co/8FeTIlwYOH pic.twitter.com/7boYJxxxpG
— The Royal Watcher (@saadsalman719) November 5, 2020
マリーはこちらの記事にもチラッと登場します。
↓
②ヴィゴ王子の妻、エレノア・マーガレット・グリーン
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64057442/picture_pc_7bc76f43ff07add297aeb39e99cbd8ae.png?width=800)
マリーの死後は、マリーの四男・ヴィゴへ渡る。
ヴィゴはこのティアラを分解し、よりシンプルなティアラとネックレスに作り替えた。
このティアラとネックレスのセットは、彼の妻であるエレノア・マーガレット・グリーン(ヴィゴ王女)が身につけた。
Princess Viggo of Denmark wearing her Opal Tiara: https://t.co/8FeTIlwYOH pic.twitter.com/mNSzadIa0O
— The Royal Watcher (@saadsalman719) November 5, 2020
③アクセル王子の妻、マルガレータ王女
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64062607/picture_pc_7fe622dafc4fa34e8dfe94ea9ae9bc22.png?width=800)
ヴィゴ夫妻には子供がいなかったので、ティアラはマリー次男の妻マルガレータ王女に引き継がれた。
↓マルガレータのお話はこちらにも↓
④フレミング伯爵夫人ルース
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64062664/picture_pc_1a7dca1e5d536fffd67d29d14c2bdf8c.png?width=800)
マリー次男のアクセルとその妻からティアラを引き継いだのは、夫婦の次男、フレミングだった。
そしてフレミング妻のルースがティアラを着用している写真が、このオパールティアラ最後の写真となる。
Countess Ruth of Rosenborg wearing Princess Viggo’s Opal Tiara: https://t.co/8FeTIlwYOH pic.twitter.com/gwHcBmgsy7
— The Royal Watcher (@saadsalman719) November 5, 2020
その後
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64062742/picture_pc_2b2fd22ef7950d0cb1c9c19c77fa33b7.png?width=800)
ティアラはその後4番目の持ち主であったフレミングとルースの子供達4人のうちの誰かが引き取ったとされているが、詳細は不明。
(※すみません画像が間違っています。「息子4人」となっていますが、実際は息子3人・娘1人です)
◇
光の角度によって様々に色を変えるオパールのミステリアスさと相まって、謎が残る王家のジュエリーである。
※実際のティアラの画像はこちら
番外編 - お揃いのオパールチョーカー
マリー王女はオパールのチョーカーも所有していた。こちらは形を作り替えられてフランスの方の親戚に引き継がれた。
現在は姪のシャンタル・ドルレアン(Princess Chantal d’Orléans)が所有している。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64062822/picture_pc_d9e45bedbeae05490e8327b2a0a41a20.png?width=800)
参考
instagram: @theroyalwatcher
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