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〈13〉 更年期の波に翻弄される日々

更年期を体験されたことがある女性が口を揃えて言うことのひとつに
「更年期には波がある」ということがあります。
私もその波をひしひしと感じており、日々翻弄されています(泣)

その波の種類にも大きく分けて3とおりあるような・・・

1つ目は、女性ホルモンの量が
波うつように上下しながら、だんだんに減少してゆく波。
これは閉経前後5年づつ、合計10年位に渡って感じる長期的なゆらぎですね。
何事もなく穏やかに波乗りをして、降りてこられる人もいれば、
私のように乱高下する波にさらわれてしまう人もいます。

2つ目は、更年期症状が出たり治ったり、強度が変わったり、
種類が変化したり、、、の波。
これが一番悩まされ、不安に感じ、翻弄されちゃう波ですよね。
ひとつ治ったかと思っら、また別の症状が出て・・もうエンドレスじゃん!
って、心折れやすい波です。

治療して治まったもの(ホルモン補充療法をして治まったホットフラッシュ等)
もあれば、何もしなくてもいつの間にかほぼ出なくなったもの(起きがけの腰の
痛み等)もあるし・・・。
動悸のように、はじめのうちはすごく怖く感じたけれど、
何度か経験してゆくうちに慣れてしまったものもあります。
最近体験したのは、うまく説明できない急激に感じる不安感。
身体だけじゃなく、メンタルにも波があるんでしょうね。

3つめは、日によって、また一日の中でも時間によって体調に浮き沈みがある波。
予定を立てたり、確実な約束ができず、
かなり余裕をもったスケジュールを組まなくちゃならなかったり、
楽しいはずの約束もストレスに感じてしまったり・・・。
なかなか厄介な波です。

一日の中でも朝はすごくだるかったのに、午後からはけろっとしていたり。
(私はこのパターンが多いので、予約や約束事は午後に入れるようにしています)
人によっては朝は元気で、夕方には疲れ果ててしまうという人も。

日によってもかなり差があるので、積極的に友人と約束ができず、
「もし行けなかったらごめんね。」等と事前に謝っておく始末。
ありがたいことにそんな道をすでに通ってきた友人もおり、
「無理しなくていいよー」と温かく見守ってもらっています。
未来の自分に自信が持てる日が早く来るといいなぁ。と思っています。

でも、人間は生き物であるから、
波があるのは本来あたりまえの事なのかもしれません。
更年期のこの時期は、それがはっきり現れすぎですけどね。
学生、社会人と過ごしてゆくなかで、
健康管理も仕事のうち、
不調はコントロールすべきもの
という概念ができてしまったけれど、
「少し、身体や心に正直になっていいよ。辛い時は辛いでいいんだよ」と
言われている時期なのかな、とも思い、
しばらくは
この厄介な波に揺られてみることにした明日子なのでした。

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