〈16〉 ほてりの救世主あらわる!?
梅雨時期に入り、一般の方はもちろん、更年期世代の方は
なお一層どんよりとしておられるかと思います。
前回のnoteにも記載した漢方薬『五苓散』のおかげで
少し楽な日々を過ごしていた私ですが、
梅雨の到来による蒸し暑さによって
頬のほてりが戻ってきました（涙）
昨年の夏のような最悪の状態にならぬよう、
装備を検討すること一週間。
そんな中見つけたのが、SONYの『REON WIZ』。
今回はこの更年期世代の新兵器(？)について
レビューしてみようかと思います。
『REON WIZ』とは簡単に言うと
首掛けバンドに冷却機能付きのスマホサイズの機器がついたようなもの。
重さも126gとそれほど気にならない重さです。
色は1色のみで、
装着している時になるべく目立たにようベージュを採用したとか。
肌への接地面はこんな感じ。金属部分が冷たくなり、ほてりを冷やしてくれます。
汗や汚れもさっと拭き取れるので、清潔に使えます。
「ネックホルダーは自分の首の太さや形に合わせて自由に曲げられます。」
という説明でしたが、少し曲げづらいです。
実際はこの上に服が来るのでこれほど目立ちませんが、
やはり「何かを背負ってる感」は否めず、
もし女子会などにしていけば
「なになに〜？」となることは想像できます 笑
使い切ってから満充電まで100分かかります。
これが何時間持つのかは、使用状況によって変わると思いますが、
私は移動時に使用し、冷房の効いた屋内では切り、
帰宅時に使用する形で使っているので、
途中で電池切れすることはありませんでした。
電池残量はアプリ画面で表示されます。
『REON WIZ』専用アプリをインストールし、
機器とスマートフォンをBluetoothで接続。
アプリの画面を開くとチャット形式で現在の使用感を聞いてきます。
これに答えていくことで、個人に適した温度を『REON WIZ』が学習し、
最適な温度を提供してくれる、という仕組みになっているそうです。
『問い合わせる』を選択すると相談センターにメールで相談し、回答を待つことになります。
私は設定温度をもっと下げてほしかったため、『問い合わせる』を選択し、
何度かやり取りをしたのですが、問い合わせが多いらしく、
返答が来たのは数日後でした。
『様子をみる』を選択すると、
再度「冷却面の温度はいかがですか？」の問いかけが始まり、
それがずっとループして続きます・・・
「あなたに合った温度」と「現在の温度」が
表示されます
冷却面のおおよその温度が表示される画面もあります。
なぜ、私の適温が29.6℃に設定されているのかは不明。
私としては最低温度の25℃まで下げたかったのですが、
あくまでもAIが温度を学習して決めるそうで、
手動で下げることができません。
私の『REON WIZ』に対する最大の不満点は
この温度設定の自由がないところ。
その日の気温や体調、居る場所によって
「もっと下げたいな。」という状況は出てくるわけで、
それが不可能というのは致命傷だと思うのです。
この点についてははサポートセンターに改善点としてお伝えしたので、
今後の開発に期待したいところです。
そして気になるお値段ですが、
サブスクのみの販売で、
6ヶ月 ¥4,800です。
最低単位が6ヶ月で、以降1ヶ月ごとに延長することができるそうです。
私は5月末から開始したので10月いっぱいまで使用することができます。
（商品到着日が使用開始日になります。ネット申し込みをしてから、
思ったより早く到着しました）
温め機能も付いているので、冬場は保温としても使えそうですが、
私はほてり防止グッズとして使用したかったので、6ヶ月間で終了する予定です。
パワー不足は否めませんが、
地味に冷やしてくれているのは確かで、
近所の買い物や通院などには重宝しています。
以前は保冷剤を凍らせてハンカチで巻いて首元を冷やしていましたが、
溶けてしまうこともないので、その点では安心です。
また、キッチンも暑いので、料理中に使用することもあります。
かといって、真夏日の屋外使用で頼りになるのかといえば
疑問が残るところ。
そもそも更年期で火照った中、
バーベキューやフェスなどには行かないので
そこまでは要求しませんが、
せめて夏の通勤が快適になるくらいのパワーがあったら
嬉しいなと思います。
辛辣な感想も書いてしまいましたが、
ほてりを改善するグッズに着手してくださったSONYさんには
感謝の念も感じます。
だれかが始めないとこういったジャンルが進化してゆきませんものね。
これから夏本番。
更年期の夏、考えただけでも嫌になりますが、
ホルモン補充、漢方薬、おうちヨガやストレッチ、
『REON WIZ』のようなお助けグッズなど、
昨年よりはいろんな面で装備をアップデートしている今年の夏。
「やられっぱなし」だった昨年の夏のようにならないよう、
前向きに挑んでゆく、閉経2年目の夏のはじまりです。
↓ 「やられっぱなし」だった昨年の最悪の夏の話はこちら
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