革カバン、ビミョーに希望の光が見えた気がしたけど、すぐ消えた話(((革カバン制作シリーズ2)))

今回も前回の続きです。
数少ない友人のために革の鞄を作ろうと、そんな製作日記みたいなものです。

前回の記事はこちら!

昨晩、悩んで悩みまくったNakasoneは"図面を変える"という反則技に手を出した。
「お、イケそうやんか。よっしゃよっしゃ」
そらそうよ、設計変えてるんやから。

しかし、再び登場する壁。

↑コレ。
コレよ。
直角と直線が引けない。
なんて不器用。
よくそんなんで図面とか言ったな。

革自体がまっすぐだと思っていたのですが、革屋さんで切り売りしていただいたので、当然というか、一番最初に考えろよって話なのですが、直線と直角が出ていませんでして…
人のせいにしてない!
確認ミス!
リカバーリカバー!
まだ切ってない!まだ切ってない!
間に合う間に合う!

自分を褒めまくって作業再開。
革に寸法を引いていきます。(((直角は出した)))
とりあえず引けました。
そして、一部のパーツを切り出しました。
これから皮を一部、漉いて穴空けて縫うわけなのですが、ここでもまた問題が。

レザークラフトの道具に菱目打ち(ひしめうち)という、等間隔に穴を開けられるフォークみたいな道具があるんです。
ただ、金槌とか木槌で打つので、結構音がするんですよ。
で、最近たどり着いた最適解がありまして。

キリで1穴づつ空ける。

という、スッゲー地味で集中力が必要で曲がったらアウトな作り方を最近していたんです。
ただ、今回の場合、一辺が約400mmくらいありまして。
尋常じゃない量の穴を1穴づつ空けなければならないようでして。
ちょっと怖い。

…やるんですけども。
数学の公式が覚えられなかったので算数で答えを出したら
「数字はあってるけどな、コレな、違うんよ…」
と、数学の先生を困らせた私です。
なんとかなるやろ。と、思い込むしかありません。
いま400mmって書いたからか、頭の中に轟いたのですが、おそらく今回の縫う距離は3メートルを超えそうです。3メートル数ミリおきに1穴づつ空けるという…苦行。

いいや、アイツが喜んでくれるのならば。
ちょっとの苦行は目をつむってやる。
ちょっとならね…

てことで休みます。
進捗はまた。
現場からは以上です。
ではまた。

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