気持ちの折り合い
いつから気持ちに折り合いをつけるのが上手になったのか。どうやって折り合いをつけられるようになったんだろう。
子どもみたいに「嫌だ」って気持ちを素直にぶつけて、話を聞いてもらって、解決法を探して、気が済んだり、何が嫌だったか忘れたりするのはいつまでだったら許される?幼稚園まで?小学生まで?
「嫌だ」ってストレートに言われて、「嫌だ」って最近言ってないことに気付いてしまった。気付かなきゃよかった。
気持ちの折り合いがなかなか付けられない子どもと一緒にいると、もやもやした場面があったら、うまく説明できないような状況を確認して、どうしたいかをなるべく具体的に聞いて、もやもやが少しでもなくなる方法をわかりやすく提案して、一緒に答えを見つけることになる。根気強さが勝負の鍵。とことん付き合うから、成長に繋がってたら嬉しいのだけど…。
素直で直感的で単純だからこそ出来ること。でも子どもじゃなくても出来る。大人だって出来るししてもいい。こんなやりとりを繰り返して折り合いをつける勉強をするのだろうか。我慢の、諦め方の勉強を。
「嫌だ」って言う前に我慢出来る。「嫌だ」って感じる前に違う道に逃げられる。「嫌だ」って思う前に人のせいに出来る。上手な大人になれてる気がするけど、汚い大人みたい。子どもみたいになっていい時もあるよね。
我慢しない場所を、折り合いをつけなくていい関係を持てたらもっと強くなれそうです。
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