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卒業シーズン


先日、アルバイト卒業しました。


大学4年間、続けたカフェのバイト。

入ったばかりのことを考えると、本当に未熟で、接客が怖くて、先輩が怖くて、馴染むのに必死で、、、

思えば、小学生の頃から、大人数でワイワイするのに憧れていたけど、自分の立ち位置を確保するのに気を使い、特に男女数人っていう環境が得意ではなかった。


私がこのバイト先に入った時は、ちょうど一つ前の4年生が抜けて、新しい4年生は就活中で、人手が足りなかった。

だから、新人の割にめちゃくちゃシフトに入れてくれて(というか入れられて)、本当に毎日毎日バイトに行った。 大変だった。 足がめちゃくちゃに浮腫んだし、当時23時がラストだったから、そこからご飯を食べたりしてものすごく太った。

そんなバイト先で、いろいろなことがあった。 サークルは長続きしなかった私にとって、外部の学生と関わるコミュニティとしては青春だったのかもしれない。 好きな先輩、仲良しの先輩後輩同期、ダル絡みしてくる店長、気の合うフリーター


このバイトに入ってからは、男の子と話す耐性がかなりついたんじゃないかなと。というのも、今まで高校生までではあり得なかった、男の子と友達になるっていうのも達成できたし、冗談を言い合ったり、恋愛感情を持たずしてここまで仲良くなれたのは自分的快挙であった。 


今年は、このご時世で送別会ができないので、ラストのシフトインのときに、多くの後輩が駆けつけてくれた。 今まで送る側としては、その光景が羨ましくて、私もそうなるのかなぁなんて思っていた。けど、実際その立場に立つと、小っ恥ずかしいし、私のためにこんなにしないでいいのにっと思ってしまった…

ただ、みんなが寂しいですって別れを惜しんでくれることはすごく嬉しかったし、誇りに思えた。 こういう経験は、節目節目にしかできないものだし、自分の築きでなるものだから、今までのことを振り返ってホッとする。 良かったって。


帰りみち、みんなと別れを告げて、クリープハイプの「栞」を聴く。

ジンと来る。

ここまで、卒業というものを意識して、寂しいと思ったのは初めてかもしれない。

今までは、受験を終えて、どことなく早く卒業して、新しい学校にいきたいと思っていたんだけれど、今回は違う。学生の終わり。社会人になる。その覚悟は。

考えると不安になるし、結局はみんな大人になるのだから、それらを受け入れて生きて行くしかない。


ありがとう。


P.S.

1週間ぐらいサボってしまいました。ピエン。

自分のペースで更新がんばろ…

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