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ジャム・ザ・ハウスネイル

昨日の夜You Tubeでなぜかジャム・ザ・ハウスネイルというNHKで放送されていたアニメの動画があった。

懐かしいなと思いタップした。エンディング曲が流れてきた。

子供の頃の記憶が蘇る。当時は何も考えずにただ単にテレビの画面を見ていた。

当時エンディングを聞くとどこか寂しいという感覚を抱いていたことを思い出した。実際に今聞いてみても寂しさを感じてしまう。

なぜ寂しいのかはわからない。暖かさのようなものも感じる。

歌詞も今聞いてみると非常に考えさせられる。

何も難しくない歌詞。簡単な言葉で当たり前のことを言っている。

「猫が猫であるように 犬が犬であるように 全身全霊僕でありたい」

最後に「ありたい」と言っている。このことからこの歌詞に出てくる「僕」は自分自身ではなく、何者かになる時があることを自分で分かっている。ともとれる。

また、「僕」は自分自身のことを客観的に見ている。

そして、何者かになる自分のことを好きではない状態なのではないかと思う。

この歌詞を改めて聴いて自分の赴くままに人生を進めていいんだよ、無理に何者かになろうとせずに自分自身でいていいんだよとそっと語りかけているように思う。

また、このアニメに出てくるカタツムリの家がそれぞれ全く違う。これもこの歌詞を表しているのかと思う。

歌の最後では学校のようなところでみんなで集まっている描写がある。

その描写ではそれぞれの家が全く違うということを表したいかのように描写されている。ここまで深く考えられて作られているのかはわからないが、私はそのように思った。

皆様にも一度見てみてほしい。


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