やりたくないことをやらない
自分がうつ病だと認識してから1週間が経った。
簡単な自己紹介として
私は兵庫県出身で、去年2021年就職と同時に東京へやってきた。私のパートナー(仮名:ニコニコさん)も埼玉の会社に就職した。お互い一人暮らし。
今私は休職中。ニコニコさんの家で一緒に暮らしている。
「一緒に暮らす」
というのは私たちが実現したいことのひとつ。
それが今実現している。私は病気であるが、今の暮らしが非常に心地がいい。
ニコニコさんは平日は仕事なので、朝7時には起きて、夜23時30分には寝るという規則正しい生活をしている。
私も同じ時間に起きて、同じ時間に寝る。規則正しい生活に戻すために。
なぜこのような今の暮らしが心地がいいのか。考えた。
実現したいと思っていることが実現している。これはつまり「やりたいこと」だ。やりたいことを毎日している。
自分を奮い立たせてやりたいことをやる。のではなく能動的にやっている。これが本質的にやりたいことだと思う。
奮い立たせてやるというのは自分に負荷をかけてやっている。つまり無理をしている。無理をしているということはそもそも「やりたくない」ことではないか。今はそう思う。そのような生活を毎日していた私は気が付けばうつ病にかかってしまっていた。
無理をしている状況では心に余裕がないため、自分の気持ちに正直になることや、自分を守ることなど到底できない。常に無理して自分ではなく他方に矢印を向けている状態。しかもその状態に自分では気が付いていない。
「やりたくないこと」つまり今の仕事から離れてから心に余裕ができ、自分と向き合う時間もでき、自分は無理していたと気がつくこともできた。
この経験から「やりたいこと」を見つけるよりも「やりたくないこと」を自分の身の周りからできる限り排除することで無理をすることなく暮らすことができ、心に余裕もできるということを学んだ。
病気にかかった人にしかわからないい経験ができた。と思っている。
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