見出し画像

大学受験の話

大学に合格するまでの横幅少なめの紆余曲折。


中学のときはそこそこ勉強頑張ってたから先生には県内の高校なら一通りどこでも行けるって言って頂けたぐらいには勉強ができた。

しかし、進学したのは中の下の自称進学校。大学受験は一般で行くからという口実の下、理由は家から近くて野球を楽しめそうだからってだけで。これには親や周りの人達、もちろん先生にも「そこじゃあもったいない」って言われた。当時は、どこでも行けるならどこでも良いだろって思ってた。

ただ、たしかにこれはもったいなかった。


どうしてそう感じるのか。高校入学後、たいして勉強せずに進んでいき受験期=高3の時には全てが遅れていたからだ。部活をやっていて、勉強時間を確保出来なかったことは否めないがそれじゃない。単純に勉強、そしてその後の受験への意識が低すぎたのが1番の原因。

部活をやりながら日々の勉強を欠かさずに行うことも絶対にできたはずなのにやらなかった。この事に気付いたのは高2の冬。もう受験期が目の前でありながら、部活も佳境に入るという時期。ここから「日々勉強をする」という形作りを始めた。これではもちろん受験期には全く間に合わず、急ピッチな受験対策となった。


この時のことを振り返ってみると、高校内で高2の冬に受験に向けてスタートしたのはむしろ早い方だった気がする。多くの生徒が高3の夏からのスタートをしていたように感じる。ただ、もちろん多くの生徒が焦りながら必死に勉強していたのも事実。

この、大勢が同じ時期に始めて、同じように焦るということは、「早めに始めておこう」という集団心理を起こせなかったことが一因としてあるはず。   まあ中の下だから...

対して進学校はどうだったのだろうか。実際に県内有数といわれる進学校に通ってる知り合いに聞くのも憚れたため、大学で知り合ったゴリゴリの進学校出身の人に聞くと、やはりかなり早い時期から受験期に向けての対策や心理的誘導があったという。しかもみなさん受験に向けて進学してきてるわけだから自然に勉強する空気感は厚かったんじゃないかな。


結局自分は、授業のペースではセンター試験までに範囲が終わらず自身で教科書から捻り出しすしかなかった。(予備校行けって感じだけどな。大学のゼミの半数以上予備校行ってたし。)ただこれも、早い時期から全体を網羅できていればって思うだけ。

こんな受験への意識の低さだったため志望大学に関しても、実は1番最初に志望していた大学からランクを落としてる。要は絶対無理だから諦めることになった。落とした先を第一志望にして合格してる。ちなみに、部活の部長の先生から強めのプッシュにあっさり流されて決定。

「中の下からそこそこの知名度と偏差値の大学を第一志望で受かったし他の大学もどこも落ちなかった!」って色んなとこで言ってるけど前提として落ちてるのよ。


決して大学受験を失敗したという訳でもなく、行った高校を間違えたということも全く無い。それでもきっと高校進学時に自分の行けるMAXの高校を選んでいたら最初の志望大学にも行けていたのかもしれない。

高校では良いことたくさんあったけども、こればっかりは「もったいなかった」



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?