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息子の見る世界

子どもがまだ産まれる前の話。

もし、自分に子どもができたら、
子どもを通して、
見た世界、
触れるもの、
聴こえる音を、
感じてみたいと思っていた。

目に映るものは
すべて新しい世界。

どんなことを感じ、
考え、吸収しているのだろうと
思いを巡らせる。

大人になって忘れてしまった感覚。



今日は、息子と散歩に出かけて、
空に飛んでいく鳥を目で追いかけた。



息子は何を感じ、考え、
吸収しているのだろう。

彼の目はキラキラしていて、
喜びに満ち溢れている。



そういえば。


わたしが唯一もっている漫画。
「よつばと!」の中で、
今日見た風景とよく似たシーンがあったな。


この巻の冒頭の数ページ。


子どもがまだ産まれる前に読んで
じんわりと、
ふつふつと、

それでも
心のど真ん中に
突き刺さる感動があった。


子どもの見る世界ってこんなんなんだ。

すごい。

と。


空に鳥が飛んでいった。

ただそのワンシーンが、
今日のハイライトだった。


数年前に願っていたことは、
いつの間にか実現していた。

息子といっしょに過ごしていると
新しい発見と感動に出会える。

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