エネルギー源は希望
そういえば、わたしは10数年前に、すべての人、すべてのことに対して、信じるのをやめた。信じた方がいいのではという、おぼろげな光ある選択に対して、当時はその光すら疎ましかった。
おぼろげで曖昧ならいっそ、暗闇を前提とする方が裏切られることなく安全だ。だから、わたしは意識的に信じることをやめた。
「そういえば…」と思う自分に、これまでの道のりの長さと、遠くまで行き着いた自分の足元を知る。
その過程は本当に長かった。
信じようと思える世界を見つけ、変わることを選び、変われない自分を呪い、認めることから始め、信じる道を進んだ。
しかし、きっかけとなった出来事は今でもはっきりと描くことができる。わたしの心にタネが蒔かれた瞬間。その時はこんなにも長いストーリーになるなんて思ってもなかっただろうけど。
未来の自分が教えてくれる道。
どんなストーリーを描きたい?
今は希望がエネルギーだよ。
サポートとそのお気持ちは、創作や家族の居場所づくりのために還元できたらと思ってます。