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表現〜つづき〜
音声配信を始めてから、それなりに話せるようになるまで、2ヶ月くらいかかった。
初めは、ひどいものだった。
言語化するまでに時間を要する。だから、途切れるし、それでも話そうとすると、話がこんがらがって支離滅裂。
音声配信という表現で重要になるのは、相手意識である。これは、わたしが最も苦手とするところであった。
音声配信を始めてから、話し方や伝え方、主に、声のイメージをどう作るか意識するようになった。技術的なものも少し勉強した。間をわざとあけたり、リピートしたり...などは結構取り入れている。
しかし、それ以上に変化したのは、日常生活。
あらゆる場面で、「伝える言語」に置き換えて、認識を行うようになったのだ。
新聞を読むときにも、アウトプットするためのインプットになり、身に起こったハプニングもネタの一部となり、面白く話すには?という意識が働く。
今までは、自分で完結していたことが、「誰かに話すこと」を前提に置くと、すべて、よりくっきりとインプットすることができてくる。
アウトプットによりインプットは強化される。
そして、強化されたインプットにより、思いをよりはっきりとアウトプットできる。この繰り返しの中で、良い循環が生まれる。
音声配信やエッセイは、相手により分かりやすく伝えることを第一に置いているので、自分にとってはとても良い成長の場になっていることは確かだ。
そして、今後、意識を向けたいのは、どう印象づけるか(プレゼン力)。これは技術として取り入れていきたい。
話すことは鍛えることができる。
そして、話すことで鍛えられるのは、言語、また伝える力もあるが、思考力が大きい。
より、世界を細かく見ていく力を身につけることができる。
これは、自分の頼もしい強みになる。
完
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