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あるまじろう
2021年7月20日 17:11
小学校四年生の時に好きになった吉田君が、今現在三十五歳になった私の中で一番未だに好きであった。身体が恋で沸き上がるような感覚、感じたことのない身体の火照りがそこにあった。 歳を追うごとに私は彼のことが忘れられず、彼の姿を追いかけている。 小学校四年生の時に吉田君は「好きなら付き合おうよ」そう言ってきた。私は「付き合う」ということをよくわかっていなかったが、両想いということだけは分かって喜