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服装が気になるなら頑張れば?

今日は服装を間違えた。街ではワイシャツにスラックスの人間が正解という称号が与えられ、半袖の屈強な男性とコートを着たデブの私は不正解を与えられた、気がした。

私は人の服装をよく見てしまう癖がある。特にファッションが好きなわけではない。なのに見てしまう。私自身の服装が浮いていないか確かめるために。

TPOを気にするような場面でもない日常の服装で、どうして私はこんなにも周りを気にしてしまうのだろう。

街中で若いシスター見習いのような方を見た。白いベールに紺色のカーディガン、紺色のミモレ丈スカート。デブの私がミモレ丈スカートなんて着たら、脂肪だけでつくられたふくらはぎがより膨張して見えてしまうだろう。私には似合わない、私はシスターになれない。

保育園がキリスト系だったため年老いたシスターから学生シスターまで近くで接していた。年が近い学生シスターは決まって細身で肌白く歯を矯正をしている女性だった。そう言えば、私は保育園の時からシスターになれないと察していた。

私は服装から自分の未来に制限をかける癖がある。白が似合わないから看護師になれない、おへそを出せないからアイドルになれない、あのバイトの制服のサイズがなさそうだからバイトができない…

このような悩みを母に打ち明けてみたところ、母は大昔にデパートのしかもお化粧品のコーナーを担当していたためか、理解されなかった。自分がなりたいものになればいいのに、とサラッと言うのだけれど、よく見りゃ私と瓜二つのデブ加減であり、どうしてそのような発言がでにるのかと怒りさえ覚えた。

もちろん痩せれば解決することくらい分かってはいる。痩せれば白が似合うだろうし、おへそがでるファッションもできるだろうし、おへそが出せるなら11号の制服なんてチョチョイのチョイだ。

なりたいものがあるのに努力をしてみようとしない、というのが今の私の一番の悪いところである。ちょっとだけ頑張ってみない、私?今月頭に決めたルービックキューブを揃える努力をしてみるように、少しだけ痩せてみないかい?

おやすみ私、今日の私は少しだけ前向きでポジティブで未来の見据えていて、とても素敵だよ。乾杯モンだよ!

#日記 #努力 #ダイエット #服装

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