次の文フリに向けて歌集を作る

文学フリマ東京への出店を終えた30歳女です。エッセイっぽい本が71冊売れました。

作った本が売れるのは嬉しいけれど、わたしが本当に作ってみたいのは歌集や詩集だ。

じゃあなぜエッセイを出したかと言えば、

  • テーマ次第でははじめましての人にも手に取ってもらえると思ったから

  • 形式として作りやすそうだったから

  • 本を活用して、ライターの活動やイベント企画に繋げられそうだったから

こんな感じだ。敷居の低さと、本以外のことにも活用できそうな一石二鳥感があったのでエッセイにした。

だがわたしはモヤモヤした。

なぜ何をやっても怒られないフィールドで、需要や楽さを基準に本を作っているのか。

需要をとらえて何かを作ることは、どちらかといえば今までの仕事でもやってきたことであり、得意なことに含まれる。好きというより得意なこと。

なぜ何をやっても怒られないフィールドで、好きより得意を優先したり、今までの仕事の延長みたいなことをしているんだろう。

もっと羽ばたけよ!と思ってしまい、やや不調に陥っていたこの2日間。

思ったより買ってもらえたのに勝手に不調に陥るなんて、なんて気難しい人なんだろう。

人目を気にせず、需要も気にしない場合に何を作りたいかといえば歌集を作りたい。詩集もいい。短歌は作っては溜め込んでいるので、歌集だなぁ〜と思っている。

なぜ歌集を作りたいかと言えば、短歌が好きで、歌集を作りたいから。答えになってないし小泉構文のようになってるけど、好きだから作りたい、ただそれだけである。

それだけのことを、自由な環境にいる今ですらできていない。何にも縛られないって難しいことだ。

毎日投稿526日目。

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