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tomekantyou1
わたしは可哀想な人だったわけじゃない
学生時代のあれこれや、地域の環境のことを人に話すと、「可哀想」「大変だったね」と言われることがある。
だけど「可哀想」って言われると、「可哀想ではないよ」と言いたくなる。大変でもなかった。渦中にいるときはいつも、ただ一生懸命頑張って生きてただけだ。
自分のことを「可哀想」とか「みじめだ」と思ったことは、一度もない。
その時その時でやれることをやりながら、自分なりに、完全に自分の足で歩いてきた感覚がある。
一つもショートカットせず、飛行機や車を使わず、自分の足で歩いてきた。
具体的な成果として自信があるものは無いけれど、一歩一歩には自信がある。
いつでも自分の心の声を聞きながら、少し戦いながら、一人だけど確実に生きている。
幸せ自慢もしないし不幸自慢もしない。
生まれる時と死ぬ時は確実に一人。
いつも一人で、確実に道を歩いている。
確実な道かは知らないけど、確実に道を歩いてる。
楽しいことは、そんなになくてもいいよ。
確実に歩いてるなって思いながら、生活したい。
可哀想だった時なんて一度もないよ。
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