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わたしは可哀想な人だったわけじゃない

学生時代のあれこれや、地域の環境のことを人に話すと、「可哀想」「大変だったね」と言われることがある。

だけど「可哀想」って言われると、「可哀想ではないよ」と言いたくなる。大変でもなかった。渦中にいるときはいつも、ただ一生懸命頑張って生きてただけだ。

自分のことを「可哀想」とか「みじめだ」と思ったことは、一度もない。

その時その時でやれることをやりながら、自分なりに、完全に自分の足で歩いてきた感覚がある。

一つもショートカットせず、飛行機や車を使わず、自分の足で歩いてきた。

具体的な成果として自信があるものは無いけれど、一歩一歩には自信がある。

いつでも自分の心の声を聞きながら、少し戦いながら、一人だけど確実に生きている。

幸せ自慢もしないし不幸自慢もしない。

生まれる時と死ぬ時は確実に一人。

いつも一人で、確実に道を歩いている。

確実な道かは知らないけど、確実に道を歩いてる。


楽しいことは、そんなになくてもいいよ。

確実に歩いてるなって思いながら、生活したい。

可哀想だった時なんて一度もないよ。


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