仕事における自信のなさ②
きのうに引き続き、この話。
今日は人生相談のような進路相談のようなものを受ける日だったので、「仕事における自信のなさ」をテーマの1つとして出してみた。
いろんな要素を挙げてもらったけど、とくに印象に残っているのは「自信がないことにより、何かプラスを得ているのでは」という話。
自信がないという設定にしていることにより、メリットもあるから、そういう設定にしてるのでは?という具合だ。
その話、何かの本で読んだことあるぞ。『嫌われる勇気』とか、その辺だった気がする。
たしかに自信がないという設定にしておけば、行動しない理由になるし、自信がない人からの共感を集めて仲間を作れるし、居心地のよさがあるかもしれない。
失敗しても仕方ないと思えるかもしれない。分かる。
「それなりにやる力があるのに自信がないふるまいをしていると、逆に周りからイラつかれる可能性があるのでは?」とたずねられたとき、心当たりを感じた。
高校の卒業式の日、仲良しだと思っていた幼馴染から「ななちゃんは頭が良くてモテるのに、いつも自信がなさそうだから、ずっとムカついてた」と言われたことがある。
わたしはただの仲良しだと思ってて、同類だと思っていたから、衝撃的だった。驚きと、戸惑いと、一応の申し訳なさを感じた。
「自信なさげなせいで、周りをイラつかせる可能性がある」という話になり、このエピソードを思い出した。
本当に頭が良かったのか、モテたのかは分からない。でも、近くにいた人がそう思ってたなら、大間違いではないんだろう。
ついつい「あ~自信ない」と言いたくなるし、べつに言ってもいいけど、自信がないと思いすぎるのもある意味傲慢なのかもしれない。
むしろ適切に自信を持ってる設定にした方が、謙虚であり人とも交流しやすいかも。
もうこれは、思う思わないというより、きっと設定の問題だ。
どういう設定にして、どういう行動を選ぶか。そこは自由に変えられる。
「自信があるわけではないが、ないわけでもないので、やる」という設定に徐々に切り替えていこう。実力でも気持ちの問題でもなく、設定の問題だ。
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