昔のものの方が絶対にいいとは言い切れないけれど、江戸から続くものには惹かれる

ご自愛、健康、昔ながらの食べ物を意識していると、どうも「昔から伝わる民間療法的なもの」が好きになる。

野菜を干すとか、調味料は作るとか、家庭菜園とか、精製されたものはなるべく使わないとか、手首足首を冷やさないとか、ストーブをつける前にまずは半纏(はんてん)を着て温まるとか…挙げたらキリが無い。

昔から言われていることやなるべく自然なものを、当たり前のように「良いもの」として取り入れたくなる。

おせち、めっちゃ作りたいし。

でも、昔のことを調べると、普通に栄養不足で大変そう。醤油がメジャーじゃないので味付けのバリエーションが少ないみたい。寒くて暗い土間で煮炊きしてたらしい。

昔のものの方が良く見えるけど、「今の豊かさの中に"昔の良さ"を取り入れること」と「マジの昔の暮らし」は別物である。今、どんなに昔のものを取り入れても、今目線で、自分の意志で選んでる。だから、今あえて昔の暮らしを取り入れるのは、流れで見れば自然の流れではないのだと思う。

それでもね~惹かれるのだよ。なんでだろうね、人間の本能なのかな。

当たり前のように、なるべく自然っぽく暮らしたいんだよ。明確に説明できないくらい、当たり前のようにそう思うんだよ。

食べ物を自作できたら生きることへの自信がわくからかなぁ。

人間関係がうまくいかなかったら…

お金がなくなったら…

仕事がなくなったら…

それでも健康な心身と「食べ物をつくる力」があれば、全然生きられるんだよね。

家と食べ物があれば生きていける。

税金が払えなくなっても、本当に困ったときは免除や猶予してもらえる。

でも家や食べ物のお金を払えなくなったら死ぬ。

本当か?

もらった家を直しながら住めば生きられる。

種さえあれば食べ物を育てられる場合、時間さえあれば食べ物を作れる。

それらをやる健全な心身と、最初の資本(種や家)があれば、生きていける。

その自信がほしいのかなぁ。

明確な理由はないけれど、とにかく昔の知恵にならいながら、暮らしを作っていきたい。理由というか本能の問題だ。それをやりたいんだから、やっていこう。

あぁ、米を作って、精米して、出てきた糠で糠漬け作りたい。

醤油の原料は大豆だってことを実感したい。

数年ものの梅干しを食べ比べしたい。

やりたいことがたくさん。

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