おとなの発達障害

子どもの発達障害は、なんだか理解しようっていう雰囲気が出てきている(ような気がする。)

理解することが大切だとか特に思ってない人も、そういう雰囲気だから流れに乗らなきゃ自分がダメな人間だと思われる、という感覚から、発達障害に理解を示してる雰囲気を漂わせている。

でも、大人の発達障害はどうなのか。

発達障害の子どもがたくさんいる児童福祉の現場でさえ、大人の発達障害は煙たがられる。煙たがられる以前に、発達障害を全く知らない職員もいるみたい。

悲しい。

大人と子どもで、こんなにも違うのかと思うと、悲しい。

確かに大人なんだから自力で努力しなければいけない部分もあると思う。でも、腐っても児童福祉の現場、発達障害の実践の最先端(?)にいるはずの存在。そこが発達障害を煙たがるのは悲しすぎる。

発達障害というものが、もっと、日常に馴染みますように。

発達障害というものが、「白か黒か」ではなく「どの程度発達障害の要素があるか」という観点で判断されるようになりますように。

発達障害グレーゾーンが、もっと、認められて活躍できますように。

発達障害自体がスペクトラムで見られること、普通になりますように。

発達障害を「普通」に近づけるのではなく、発達障害が発達障害のまま生きる世界が「普通」になりますように。

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