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NBA 『Japan Games 2022』視察

昨日は、B.LEAGUE 2022-23 の名古屋、ドルフィンズアリーナでの開幕戦。そして、今日は、さいたまスーパーアリーナにてNBAの『Japan Games2022』のGAME1を観戦させていただきました。なかなかの毎日を過ごしております汗

入場ゲートは人だかり

私も知りませんでしたが、ジャパンゲームズは1990年からスタートして8度目となります。2003年まではレギュラーシーズンの開幕戦として催されてきましたが、16年ぶりの前回2019年からプレシーズンゲームとなりました。

対戦カードは、八村塁選手が所属するワシントン・ウィザーズと、昨シーズンのNBA覇者ゴールデンステート・ウォリアーズ。日本でこの試合を観れるのは、NBAファンにはたまらないはずです。 

会場に入るとやはり雰囲気ありますよね。コート周辺に関わる人・ものは全てNBA仕様という拘り。莫大な費用がかかりますが、何ちゃってにしないのは流石だなと感じました。また、当然のことながらNBAファン層が多数派だなぁということ。NBAとB.LEAGUEの両方ファンの方も増えつつありますが、まだまだ分かれている印象があります。

試合30分前

NBAファンの皆さまにもっとB.LEAGUEを好きになっていただけるように頑張らないといけません。試合前から終了まで、試合の内容や選手たちのスキルはともかく、興行面ではシンプルに学ぶものがあります。さほど凝っているわけではないのですが、なんとなく優雅な感じがします。エンターテイメントとして洗練されている気にさせてしまうのが不思議ですね。

スターティング5 八村塁
八村塁選手とステファン・カリー選手によるセレモニー

これも世界最高峰のスポーツエンターテイメントと長い歴史が醸し出すオーラのようなものなのかもしれません。また、この価値をマネタイズするビジネスレベルの高さも同様に特筆すべきだなと思います。遠く、大きな目標ですが、年月をかけてB.LEAGUEも成長してそのような空気感を醸し出せるリーグにしていけるように頑張ります。

チアも迫力が凄い汗

試合は、主力級の選手がプレーをしていた時間は見応えありましたが、プレシーズンということもあり本気のプレーを観たいファンからすると物足りない時間帯もあったかもしれません。しかし、我らが八村塁選手は凄かった。あのスーパースターの中でもトップレベルで活躍する存在感は想像を絶します。一緒に観戦していたトム・ホーバスも喜んでいました。日本代表でも頼もしい存在です。

八村塁選手は大活躍でした

今回の視察の目的は、もちろん、試合、八村塁選手のプレーを観ることでしたが、NBA関係者の皆さまと交流することでした。今回来日したNBA関係者のトップでもあるマーク・テイタム 副コミッショナーや他の上席スタッフたちも随所にB.LEAGUEを評価いただいていることに驚かされました。

リップサービスもあるかなと最初は思いましたが、B.LEAGUEのことをよく理解していましたので結構本音なのだと解釈しました。また、B.LEAGUEともっといろんなことをチャレンジしたいとも、嬉しいですね。逆にいうとバスケ・NBAの普及、ビジネスの拡大、社会貢献にも貪欲だということです。

マーク・テイタムNBA副コミッショナーと

来年には、米国で試合観戦、ニューヨークのNBAオフィスにてミーティングを持つことなどを約束してきました。2026年 将来構想は、欧州のサッカー型のビジネスモデルから米国のNBA型への転換でもあるので今後の制度設計においても学ばなくてはならないことは沢山ありますので楽しみです。

本日、B2は愛媛から、B3も三重・東京・岡山から開幕しました。そして、明日から本格的にB1-3で各地で開幕します。NBAも素晴らしいですが、今シーズンもB.LEAGUEをどうぞよろしくお願いします。


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