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クラブのチケット価格の設定について

昨夕の理事会後のメディアブリーフィングで、最近のチケット価格高騰について記者から考えを聞かれました。記事化されていますが、ニュアンス含め、意図しているところと若干異なるところもありますので、簡潔にスタンスをお伝えしたいと思います。

各クラブの経営環境、アリーナの施設使用料、質・収容人数が異なる中で、チケット価格は需要と供給、中長期的な経営戦略を考慮して設定していくものです。当然のことながらリーグとして指導する領域ではありません。特に収容人数が少なく人気クラブになると高騰するだけくではなく、席の確保も大変な状況になる傾向はあります。

B.プレミアを目指すクラブが、売上規模を上げていくべく尽力しています。その過程でチケットの価値を上げて、価格に反映していく経営努力をしていると思います。この動きを牽制していくこともありません。価値と価格が見合うようにしていくことの重要性をどのクラブも理解しているからです。また、価格を上げるということは、その価値に見合う体験をお届けする、という決意でもあります。

今回の記事に対する反応が、B.プレミアを目指すならそうなるであろうと受け入れるというご意見と、どんどん敷居が高くなることに対する懸念がありました。こちらに対しては、前述した通りです。

1番あり得ないことは、リーグとして各クラブの価格設定に異論を唱えること。今回も唐突にコメントしたわけではなく、記者の質問に対して、1クラブのことというよりもリーグ全体のこととしてお答えさせていただきました。

特定されたクラブの名誉のために、意図したことが表現されていない箇所もありましたので、リーグのスタンスを明らかにさせていただきました。


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