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起業を考えているならば

頻繁に若者から起業したい、こんな事業を考えてると相談、軽くプレゼンを受けることがあるのですが、この2つの観点が抜けていてアドバイスすることが多いのでシェアさせていただきます。

1.漠然と周囲の相談している人達の話を真に受けて、謎にサポートを受けられる前提で始めてはいけないということ。

周囲の人なんて口だけで責任は負わないので過度に収益貢献なんて期待すると痛い目にあいます。もちろん、自分が積み上げてきた信用力が高ければそのリスクは相対的に下がりますが。いずれにしても現実的な計画をもってスタートするべきでしょう。

2.まずは、自分が食っていけるところから始めること。

いろいろとやりたいことがあるから起業することを決断するのですが、あまり先々を見過ぎて大きめにリスクを負うのではなく、小さく自分の頭と身体でどうにかなるところから始めることが大切です。

また、半年一年くらい収入ゼロでも家族を養えるくらいの蓄えを用意することも大切です。または、昨今は副業OKの会社も多いので最初は並行しても良いと思います。精神時余裕はほしいです。上手くいかず、あせり、貧すれば貪することになりやすいので。

退路をたつ、リスク負う、なんか潔く男らしい感じがしますが、守るべきものを守り、スロースタートで地に足つけて徐々にサイズアップしていくことが大切です。もちろん、その人の力量、挑戦するビジネスにより、小さくと言ってもある一定の投資が必要なケースもあるでしょうが。

まとめると、いつか起業したいと思っている人は、今いる会社で結果を出すこと、関わりのある人を大切にして信用力をつけておくことです。わかりやすく言うとあなたがやるなら応援するよ、取引するよと言っていただけるように努力すること。今いる会社の看板に依存することなく、人として、ビジネスパーソンとしてこのように言わしめたら起業しても成功確率は高いでしょう。

起業して成功している人は、あらかじめそこをわかって前職で全身全霊、仕事をしていたか否かは問わずちゃんと信用を手にしている人が多いのです。

ということで過去から現在から未来は繋がっているので、少なくとも1日も早く今を頑張ることが何より大事なんだと思います。


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