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開幕までひと月半

8月15日、終戦の日。地政学リスクを身近に感じるようになった昨今、平和についてあらためて考えさせられます。また、温暖化による危険なほどの暑さ、エネルギー、食料、少子化問題など中長期的な社会課題は枚挙にいとまがありません。現代を生きる一人の人間として未来のために少しでも貢献していきたいと強く思います。

さて、こんな日ではありますが、チェアマンとして少しだけこのタイミングで綴らせていただきます。Bリーグ2022-23シーズンは、3シーズンぶりの降格が発生します。B1、B2から2クラブづつ。よって、過去2シーズンと比して緊迫したシーズンになると思います。

従前の降格と異なるのが、2026年将来構想の審査対象期間に突入することだと思います。入場者数、売上高、アリーナの3要件を充足するにはより上のカテゴリーにいるほうが有利になることは間違いありません。よって降格を避けたい、昇格したいというバイアスは今まで以上に大きくなると思います。

勝負にもよりこだわらなくてはならない、3要件を充足するためにビジネス面でも結果が求められる。また、スポーツくじ、まだなお予断を許さないコロナ対策もあります。どのクラブにとっても例年以上に難しく、勝負の年になると思います。そして、クラブの成長を支えるリーグとしても勝負の年になります。合意形成を図りながら推進している2026年将来構想とは言え、リーグとしてリーダーシップを発揮していく覚悟です。

リーグ運営としても3ヶ年中期経営計画の2年目となります。近く1年目、つまり昨シーズンの振り返りとBリーグ2022-23シーズンの経営計画をお示ししたいと思っています。可能な限り情報開示をして、全てのステークホルダーの皆様に透明性の高いリーグ運営に努めてまいります。

いよいよ開幕までひと月半となりました。外国籍選手も続々と来日、チームに合流しています。来年の沖縄で開催されるワールドカップに弾みがつくような素晴らしいシーズンにすべく尽力してまいりますので、応援をよろしくお願いします。


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