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あいみょんの話を聞いて思ったこと。ことばに、できることはあるかもしれない。

コロナ禍で、衣食住や医療と違って、詩歌に直接できることなんてないんだけど、それでも諦めきりたくはないな、詩歌を、と思った。


昨夜NHKのSONGSという番組で、あいみょんの回の再放送をやっていた。


実はあいみょん、今まであまり興味がなかったのですが…
インタビューのなかで話されることばについての、思いというのか、なんというのか、あと曲の作り方とか、そういったことがすごく面白かった。


これとかね、この感覚は実はけっこう分かる笑
ほんとに、最初にかんがえたひとすごいよね。静かな状況のことを最初に「シーン」と表現したのは、手塚治虫だったっけ。出所をはっきり知っているわけではないのであれなんですが。

そういう話を聞きながら、改めて歌詞に注目しながら聴いてみると、そうかー、こうやって自分のことばで素直に語っているから、支持されるんだろうなー、って思った。


もちろん曲は売れなきゃいけないので、ある程度のビジネスとしての割り切りも必要なんだろうけど、でも結局のところ、自分のことばで伝えようとしているものしか、伝わらんのじゃないかな、と最近自分でも思っていたところだったので。


詩歌の在り方なんて分かるわきゃないし、この世に生きる限り、いやもしかしたら死んだあとも、正解なんて知ることはないのかも知らんのやけど、こうやってひとのことばから、歌詞から、少なくとも良い影響を受けた人間がいるということで。


ことばを与えられたことに感謝して、ことばに希望をもっていきたいなー。と思っている。

/とわさき芽ぐみ 2021.1.10

ヘッダーイラストはnote「みんなのフォトギャラリー」より、makimemoさんからお借りしました。ありがとうございます。

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