音楽や文学とか。
Feb 7, 2021 by Ryota Nagashima
「人生に意味なんてない」と、
多くの人は気づいているはず。
それでも意味を見つけようと足掻く、もがく。
そこに人の美しさを見出したいと思う。
私が好きなアーティストのKID FRESINOがインタビューでこのように語っていた。
引用元:CINRA.NET/KID FRESINOが示す良好なバランス。多層的な創作者としての姿勢
意味なんてないと分かっているけれど、
それでも意味を見出そうとしている人は孤独だ。
そして、そんな孤独に寄り添えるものは、
もちろんデジタル・アナログな人の繋がりもあるけれど、それ以上に音楽や文学といった、1人だからこそ向き合えるものなのではないかと思っている。
KID FRESINOの音楽は、声をあげられない人たちにも届いている。孤独を知っているからこそ届けられる音楽があって、そして孤独の中で、仮置きの"人生の意味"を見つけた人たちが、声をあげられない人たちの声を聞こえているよと伝えていく。
そんなサイクルで世の中は回っているのではないだろうか。
外よりも内にむいているような言葉を丁寧に拾いたいって思うし、私もそういう言葉を置けるようになりたい。
でも言葉を置くってことは恥ずかしいことだし、自分の考えを外に出す度に、本人の魅力を落としているみたいな感覚は持ち続けていたい。
発信に満足しているひとの声は、
分かりやすくて大きくなりがちで、
ちょっと冷めてしまうよね。
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