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その2:多様性を大切にする「多様性のジャイアン的支配」を。市場価値を高めるための「自分の強み×強み」は時代に即さなくなってきたから

前回の続きです。

ビジネスの世界での
多様性について考えてみます。

ビジネスの世界では、
グローバル化に伴い、
異なる文化、人種、性別、宗教などの
多様性を受け入れることが
重要とされています。

ダイバーシティーとか、
インクルージョンとかよく聞きますね。
なんか難しいこと言っているけど
大事なんだろーな、きっと。

頭で理解して賢く
多様性を使うことで儲けがでるんですよ。
「多様性の出木杉君的支配」としましょう。

ここでビジネスと対比するために
学校教育を見てみましょう。
対比しておかないと、
ゴチャゴチャするんですね。

なぜか?

学校教育では
「人類みな兄弟、仲良くしましょう!」視点から
多様性をうたっているからです。

やさしさ溢れますねー。
「多様性の静香ちゃん的支配」とします。

ここまでを一旦まとめると、
ビジネス分野だとお金を儲けるために
多様性を賢く使う
「多様性の出木杉君的支配」が、

学校教育分野だと
やさしさ溢れる
「多様性の静香ちゃん的支配」があります。

多様性の支配方法について、
2種類存在するのはビジネスと教育とでは
視点が違うからです。

2種類?まだあるよ?という方、
そうですよね、ありますね。

「多様性のスネ夫的支配」は?
なんだかズルく使う感じがしてきますね。
海外から実習生を連れてきて−−、、、
なんか問題になっていますよね……。
ここでは触れないことにします。

「多様性のジャイアン的支配」は?
お前の物はオレの物、オレの物はオレの物です。

酷いよなーと思う方は、
残念ながらジョブ型雇用になる世界では
貧乏くじをひくことになります。

これ、物の価値を評価できる
「目利き力」と
物を自分の財産とするための
「実行力」を兼ね備えていないと
できないことなんですね。

物を多様性に変えて見ましょう。

多様性を評価できる「目利き力」と
多様性を自分の財産とするための
「実行力」を兼ね備えていないと
できないことなんですね。

となります。
なんかとても重要に思えませんか?

多様性の、のび太的支配は?
ジャイアン的支配に比べたら
圧倒的に頼りなさそー!
ジョブ型雇用の世界では
ダメダメだなーと思いますか?

でも実は、
「多様性の、のび太的支配」が
ビジネス分野でも学校教育分野でも
最強なんです。

困ったときには多様な道具を
持つドラえもんが解決してくれます。
ドラえもんの維持費は
パパママが負担しているので0円。

そんなドラえもんは、
子孫から送り込まれたきたという
設定ではありますが、

まったく見たこともない物体を
すんなりと受け入れ、仲良くし、
さらに強みを全て
引き出して自分の問題解決に利用して
しまうのです。

しかもズル賢く低コストで。

「多様性の出木杉君的支配」
「多様性の静香ちゃん的支配」
「多様性のスネ夫的支配」
「多様性のジャイアン的支配」

を意識もせずに全て含んでいる
「多様性の、のび太的支配」は最強です。

そうだ!そうだ!のび太最強!
「多様性の、のび太的支配」を目指そう!
と思いますよねー。

でも、無理です。
目指して手に入るものではありません、
ドラえもんは。

つづく。


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