【R-18】掌編小説 女をOブロックに連れてった件 5 10centswriter 2023年10月29日 13:59 女にいいことしてもらったんだ。彼女はカンカキーから来たストリッパーで、Oブロックに連れてった。今からその話を教えてやるよ。すごくいい女だった。スタイルがよくて、いいケツしてた。女は、買い物客に声をかけてた。「ねぇ、あれ持ってない?吸いたい気分なんだ」「持ってねえし、持ってるヤツも知らねえ。残念だけど」「あたし、カンカキーで踊ってるの。ね、咥えてあげるから」「悪いな、本当に心当たりがないんだ」これって、おれの出番ってことかよ。男が店を出るのを待って、女に声をかけた。人畜無害っぽい男だったけど、用心に越したことはない。どこで誰が繋がってるかわかんねえからな。「よぉ姉さん、あれなら手に入るぜ」「オッケー」女が俺の股間に視線を注ぐ。「駐車場でいい?」「わかった。葉巻買うからちょっと待ってな」俺はブラントを巻くための葉巻を買った。駐車場に停めてあった車の中で、女は俺のスウェットを下ろす。食らいつくように咥えられ、女の頭を押さえて、喉奥まで突っ込む。喉奥で締められて、舌が絡みついてくる。睾丸を手で弄びながら、ゆっくりと出し入れされ、舌先で裏筋をくすぐられる。激しく出し入れされ、ぽってりとした唇で扱かれ、ペニスがはち切れそうに硬くなり、腰から背筋に射精感が込み上げてくる。「ああ、もうイきそうだ…」女がさらに速度を速める。強烈な快感が尿道を抜け、同時に脳天まで突き抜け、女の口内で爆ぜた。それから俺はプッシャーに電話し、ブツをピックした。「家にバッグを置いて来ちゃったの。だから私のところに寄ってくれない」俺はUターンして、女の家に行った。女は公園のそばに住んでいた。辺りが暗くなってきた。俺は買ったばかりのルーラークリップ付きの拳銃を膝の上に置く。俺に喧嘩を売るヤツは危ない目に遭うんだぜ。「いいか、2分で戻ってこいよ」「オッケー」女は車を降りて、歩いて行った。本当にデカくていいケツしてる。女はなかなか戻ってこなかった。そんなにいつまでも待っている義理はない。女を置いて帰ろうとした。俺のところに来たければ、車でも拾って来ればいい。ふとダッシュボードを見ると、女のものらしい携帯が置かれている。畜生、携帯をおいて行きやがった。なんて間抜けな女なんだ。俺は女の携帯を手に取った。9回の不在着信、3回は母親から、他の6回はダックというヤツからだった。トラックが近づいてきた。図体のでかい男が降りてきて、俺の車を覗きやがる。俺は身構えた。ちくしょう、やつは防弾してねえ。丸腰の奴とはやり合いたくねえな。そこまで外道じゃねえんだよ。女が家から出てきた。女はフリーズしたように動きを止め、後ずさりを始めた。肉を打つ乾いた音。あの図体のでかい男が女の髪を掴み、頬にビンタを食らわせている。助けてやりたいのはやまやまだが、あいつは俺の女じゃねーし。悪いが守ってはやれない。俺はまだあの女の携帯を持ってるわけだが、時間がかかりすぎてる。女は解放され、様子をうかがいながら俺の車に走ってきた。俺は車をロックして、細めに開けた窓から携帯を女に渡す。「俺は行くから、自分で始末しな」って言った。その時だ。あの図体のでかい男が女を罵り始め、俺の車にレンガを投げつけて来やがった。畜生。俺は車を降り銃を構える。俺は外しはしない。2発撃って命中。でもちょっと待て、速攻で考えろ俺。ニュースになったらただごとじゃねえ。「乗れよ」とにかくここを動くんだ。俺はルールを破った。女が目撃者だ。女は泣かなかった。泣くどころか笑ってた。で、可愛いやつだと思っちまった。俺は車を発進させた。尾けられてないかミラーをチェックしながら走り、家に辿り着いた。「降りろよ」「ねえ、私、お腹すいちゃった」なんて女だ。「そりゃ腹ぐらい減るよな。つーかおまえ、どーなってるかわかってんのかよ?俺はお前の男を撃って置き去りにしたんだぜ」「あんなクソ野郎、どーにでもなれよ」女は楽しそうに高笑いした。 (了)※曲の内容を元にした創作です。(後半はほとんど訳しただけだけどね) #音楽 #洋楽 #ヒップホップ #ラップ #R18 #ドリル #シカゴ #ギャング #kingvon #キングヴォン #シャイラック #Oブロック 5 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート