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ジュニアアエラ『難民になったねこクンクーシュ』


ジュニアアエラ2023年10月号

ジュニアアエラ2023年10月号
武蔵野市立図書館の司書さんからのおすすめ6分野14冊に、
難民になったねこクンクーシュ』が紹介されているとお知らせを受けました。
載ってます!
きゃー、嬉しい。
この絵本は、再取材し、まちがい部分をなおし、さらに翻訳の工夫でドラマのようにお話を再現しています。そして、出版後もさらにいろいろな出来事が起きた絵本です。

この猫のお話との出会いは、最初はニュースからでした。世界的なニュースに、この難民の家族だった猫が、移動の最中に行方がわからなくなり、その後ボランティアの人たちによって再び再会するという心温まるお話。
絵本が出ると知って、これは私がやると確信しました。すぐに動こうと思ったら、かもがわ出版が版権を買われたというので、すぐに立候補しました。
なんとかやらせてもらうことになり、訳し始めると、ちょっとニュースで知っていたことと違いました。そこで…ボランティアの人たちに連絡をとり(何しろその頃ボローニャブックフェアに移動する飛行場でやりとりした)、内容を再確認し、取材しました。それと、これは難民支援につながる話だと思い、東京のUNHCRにもご連絡しました。私は、実は元、難民高等弁務官事務所のトップだった緒方貞子さんの授業を何度か受けたことがありました。
なんという運命なのでしょう。

発売後には、ブックハウスカフェでの3回連続の講座も行いました。
絵本ナビでも、このような紹介に。
毎日新聞にもこのような記事に。
このお話とそっくりの福島の猫の絵本も探してみてください。

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