サラリーマンよ大志を抱け:MVVの重要性を説く
こんにちは、TOKIOです。
最近会社を立ち上げ、新会社のMVVの設計に取り組んでいます。
社長とサラリーマンの2つの役職を現在進行系で担っている僕なりに、MVVの重要性や価値について考えてみようと思います。
今回はオーバーロードというなろう系出身アニメも題材に取り上げます(^o^)
MVVとはなにか
現代経営の父といわれるピーター・ドラッカーが提唱した、組織が目指す姿をメンバーと共有するためのフレームワークであり、その頭文字を取ってMVVと称されています。
ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)が組織に定着し、うまく運用されるようになれば、以下のような効果が期待できます。
・組織内外のコミュニケーションにおける共通言語になる
・社員(経営陣~現場社員)にとって、迷った時の行動や判断の軸になる
・社員1人ひとりの帰属意識、効力感などを高められる
また勘違いされがちですが、MVVは組織のものもあり、個人レベルでも策定することが推奨されますので、その点は以下のサイトをご参照下さい。
引用:パラれる ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)は浸透させるものではない?成功例から、本質を理解する
MVVがない組織で働くことの辛さとはなにか
今サラリーマンとして所属しているクリエイティブ系の会社は、最近MVVの策定に本腰を入れています。
つまり、それまではMVVがない組織で10年間運営がされていた状況でした。
この状態について、改めて振り返るといくつかのメリットデメリットがあったと思います。
一見、一長一短に見えますでしょうか。
ただこのメリットはMVVが会社としてある状態で、個人のMVVの設計にしっかりと取り組めるマネジメントができていればある程度表現できる部分です。
MVVがない時代は、他組織を馬鹿にする発言が出たり、不公平を訴えたり、そもそも自分の仕事は何につながっているのか不安になります。
そして帰属意識が薄まり、退職願が頻発するのです。
なにより個人で出来るパフォーマンスなぞたかが知れています。
いかに多くの意識が集合体となって、課題を乗り越える力を生むか。
組織の価値はここにあると思います。
したがって、組織を運営するにはMVVは必要不可欠なのです。
選択の社会においてMVVこそが未来の従業員を救う鍵
ここまででMVVの重要性についてご理解頂けたでしょうか。
では、タイトルに立ち返り、なぜ今更ながらMVVがこれからの社会に必要かを説きます。
それは、今までよりもより多くの選択肢が与えられる社会において、一定の人々を救うことになるからだと思うのです。
正直、誰もがなにかの後ろ盾なく、自らの考えだけで新しい選択ができるかでいくとそうではないと思います。
選択肢が多いことが、一定の人には不自由になることだってあるのです。
ただ、そういったある種、自己理解や自己肯定が苦手な人にとって、すがることができるMVVを提供してくれる会社がある。
それが彼らに救いの手を差し伸べることとイコールだと思うのです。
決して上記カテゴライズの人の優劣の話をしているのではありません。
逆に組織人としてのパファーマンスは高く、その人材がMVVを体現し、自己と他社それぞれにより強力な帰属意識をもたらします。
つまり、これからの社会にとって、企業とが共感してくれる人材を探すためにMVVを策定するのと同時に、同様の価値観を持つ人々を救うために積極的な情報の発信が社会的に求められる意義だと思うのです。
アインズ・ウール・ゴウン様、万歳!!
皆様は「オーバーロード」という作品をご存知でしょうか。
劇中はユグドラシルという仮想空間上を舞台としたゲームのプレイヤーとその部下であるNPCがまるっと異世界に転生するところから始まります。
ただ、元々のゲームで非常に名を上げたギルドであることと、その能力がほぼそのまま異世界に転生したことで、異世界で無双していきます。
プレイヤー含む彼らの存在は、ナザリックという組織に属しており(便宜上ナザリックとします)、組織の自律性が非常に高いレベルにあります。
それはなぜか!MVVが彼らには存在しているからです。
彼らのMVVを可視化をすると以下のイメージでしょうか。
MISSION:異種族が幸せに暮らせる王国の立ち上げと運営
VISON:世界をナザリックが支配し、アインズ様が支配者となる
VALUE:至高の御方々のために(以下略)
そしてなによりこの情報の発信を絶対の力を持つアインズ様が提唱し、部下たちにこのMVVに則り自ら考え行動せよという命令を出しており、度々部下に考えを提示させるようにマネジメントしています。
我々は今こそアインズ様を見習うべきかもしれません。
至高の御方、バンザイ\(^o^)/
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