2021年、一年の振り返り

気がつけばあっという間の2021年も終わります。
毎回
・KEEP(できたこと、これからも続けたいこと）
・PROBLEM(できなかったこと、課題）
・Try(チャレンジしてみたいこと）
の３つにわけて振り返ってるのですが、毎年同じことを言ってるような気もして、
昨年との比較も意識しつつ書いていきます
昨年末の振り返りはこちら：

●KEEP(できたこと、これからも続けたいこと）
・医療事業とSaaS事業において強い意思決定をして、何がともあれ形にすることができて、一歩ずつ前に進むことはできた
・過去最大規模の金額のファイナンス（と言ってもささやかなもんですが自分的には大きい）を、自分の手で実現できた
・医療事業はたくさんのハードルや落とし穴があって大変だったけど、ひとつひとつ解決してなんとかたどり着くべきところに到達できた（＆今までのキャリアでは経験できなかった経験値が得られた）
・音楽制作の勉強はほぼ毎週継続できて、着実に学びができた

●PROBLEM(できなかったこと、課題）
・複数の事業を着実に前に進めるのが、ばらつきやムラが出てしまった。
・英語の勉強をもっとしないと！
・まだPMFは到達してない！ここから長い道のり

●TRY(チャレンジしてみたいこと）
・医療事業を離陸させて、新しい分院を1院は新規オープンさせる
・SaaS事業はβ版のリリースと、目標としているターゲットKPIに到達する
・新しく学んだ音楽制作の学びを生かして、楽曲制作をしたい

今年は、新規一点「準備」の年でした。
特に大きかったのは医療事業で、初めての世界に飛び込み、本当に色々な落とし穴や壁にぶつかりました。
うんざりすることも多かったのですが、不思議と決してあきらめようと思わず、一個一個地道に問題を潰していき
一応は最後に目標としていた成果を得られた、という泥臭いプロセスを本当にできたのは良かったです。
ファイナンスもめっちゃ大変で、金融機関のリスト作って上からバンバン電話かけてアポ取りまくるみたいな
今までやってなかったようなこともやってました（笑）

SaaS事業については、長年の課題だったソリューションドリブンから、プロダクトドリブンへの転換という課題に向き合う意思決定がしっかりできて、それに伴う行動ができたのも良かったです。

私たちの会社がこれまで、広告やマーケティングの支援をするという事業内容だったのですが、そうではなく本質的に強いところは「UXデザイン」や「デザイン思考を用いた問題解決」だったのではないか、と考えたのです。だって社名にデザインって入ってるし。
そこで「ビジネスデザイン」を事業ドメインと位置付けて、自ら事業をデザインして興していく。
その意思決定を結構、徹底できたのが大きかったです。
すぐ収益になる受託案件をやらないという選択肢は怖いですし、ここからとるリスクを試算すると背筋が凍るのですが
今ここで、今までの自分のやり方を否定し、変わっていかないと未来は切り開けないという強い危機感があるからの挑戦です。
去年までの自分と同じではいけない。この危機感の強さは、これまでの人生で最も強いかもしれない。

なので、来年は一部の納品案件を終えたら、基本的にはプロダクトにフォーカスします。
広告代理事業からは撤退。インフルエンサーマーケティング事業も完全撤退しました。
背水の陣という覚悟を持って、前に進んでいきます。来年は「大きな土台を作る年」そう考えています。
そのために必要な「準備の年」としての今年一年の過ごし方はまぁ悪くなかったんじゃないか、と思っています。

年末に経営陣で今後のビジョンについて合宿したのですが、
「本当に社会を変えるために働きかけていく。そのために自分たちの声が届くべきところに届くように、組織を強くグロースしないといけない」という意思が固まりました。

来年も頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします！