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最重要資源の時間の使い方を考えるのは良質なリフレクションだ。

目に見えない「時間」をどのように使いますか?
先日、経営者向けに書かれた書籍を数年ぶりに読み直していた。

経営者にとって最も貴重な資源は時間。
そして捻出された時間は、経営者にしかできない仕事をすることだ。
そのようなことが書かれていたように思う。

経営者に限らず、マネージャーだって、中堅だって、若手だって、新入社員だって、学生だって、専業主婦・主夫だって、シニアだってみんな「時間」という資源はほぼ等しくある。年齢が進むにつれて、その残量がどんどん減ってくるという事実が突き付けられるわけだけど。

「いま私にできること」はなんだろうか。
様々なことに挑戦をすると、できることは増えると思う。ただ会社や学校や部活やサークル、家族にいたるまで、「自分にしかできないこと」があれば、その重要度は増すと思う。

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走り書きで、びっくりするくらい乱雑な字で申し訳ない(笑)

よくある「重要度と緊急度」のマトリクス図で整理する方法。その時の環境、立場、価値観、社会情勢、ライフイベントなどあげればキリが無いけれど、日々変化している状況の中で物事の優先順位も同時に変化して当然!

だから「いま私にできること」「いま私がやりたいこと」「いま私がやるべきこと」「いま私がやめること」を定期的に見直してみると良いかもしれない。その時に重要なのは目的を再確認しながら、軸を定めること。象限を重要度と緊急度で見るけれど、実は何の軸で判断するかで結果は大きく変わる。

極論すれば毎日ふりかえっても良い。
1週間に1度やってみるのも良い(年に50回程度と考えれば多くない)
半年に1回でも良い。1年に1回でも良い。もしくは、何か自分の属するコミュニティ(職場・学校・地域・サークル・家族)に何かしら変化があった時にやってみるのも良い。おそらく、どのサイクルで実施するかによって整理する課題の粒度(サイズ)が変わってくる。

いろいろな内省(リフレクション)の仕方があると思うけれど、問題・課題・タスクの「重要度・緊急度」をマトリクスに整理していくという方法も一つの内省のフレームワークだ。

内省とか言われても難しい言葉になっちゃうので、「ふりかえり」という言葉を使うこともある。でも「ふりかえりは大事だよ」と言われても、何をどうやってふりかえったら良いのか分からないという方も多いのではないだろうか。ふりかえりは過去を見るものだと言葉から思われがちだけど、立ち止まって現状認識をすることでもあるし、前に進むために確認をするものでもある。

重要度が高くて、緊急度が低いことは後回しにしがちだが、実は最も「投資」的な効果が大きい象限だ。だから「重要度高&緊急度低」の課題に日々着手できているかどうかは、余裕・余白を持ちながらセルフマネジメントできているかどうかのバロメーターとも言えるかもしれない。

今のCOOとしての僕の場合はなんだろうか。
人材育成。組織づくり。人とのつながり。経営に関する研鑽。健康づくり。
このあたりが実はものすごく重要だけど着実に進めていくべきことなのだと思う。(重要度高&緊急度低)

実はこうやってnoteを書くことも、良いふりかえりになっているんですけどね!

#いま私にできること

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