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インクルーシブ教育の場の一端を垣間見ながら思うこと。

ほぼ毎日、次男を小学校に送っていくのは私の役割となっています。(お迎えは相方が行ってくれています)この記事の執筆時点で小学校2年生。いわゆる支援学級に所属していますが、所属している小学校ではインクルーシブ教育が積極的に取り入れられているので通常の学級にも所属しながら同じクラスで授業を受けています。(理解しているかどうか、ずっと座っているかは別の話ですが!)

インクルーシブ教育ってご存知ですか?
要は障がい者も積極的に参加・貢献していく「共生社会」を目指すために、誰もがお互いに尊重し支え合うような社会を目指すために取り組まれている教育の在り方、という感じでしょうか。詳しくは文科省のサイトでも見てもらうとして..。

朝、通学路でボランティアさんや交通安全係の保護者の方たちに笑顔であいさつをしながら(注:息子は塩対応なので、代わりに僕が笑顔で挨拶...w)通学。

いろんな事情で親御さんと一緒に登校している児童も多いので、だいたいお母さんたちとは顔見知りになってきます。(お父さん率はやっぱり少ないけどね!)みんなお互いの事情をゆるーくは知っているので、お互いがお互いに優しい感じ...(笑)

学校に到着後によくある風景としては、校門を入り下駄箱に向かうまでの間に、クラスメイトの男の子や女の子たちがさーっと寄ってきて、手をつないで連れて行ってくれるのです。靴の履き替えをサポートして、そのまま教室まで。だいたい女の子に両サイド手をつながれていくケース多し。両手に花。モテ男め!(笑)※男子たちにも息子は人気らしい。

またもうひとつよくある風景として、同じ支援級の上級生の女の子が、すごく優しくて、手をつないで教室まで連れていってくれます。

それと今日は、初めて見た上級生ぽい女の子が、特に声をかけるわけではなく、教室に向かう階段へ本当にさりげなくエスコートしてくれていました。

先生たちも校長先生、教頭先生、息子担当の先生、他の支援級の先生たち、研修に来ているおそらく教育学部の大学生たち含め、父としては少ない接点ですが、挨拶したりお見掛けするたびに、とてもよくしてくれているように感じます。

とにかく。何もかもが特別感なく当たり前に、そこにいる人たちが場をつくっているように思えるので、いつもすごいなぁ~と思いつつ、私はどこかほっこりした気持ちで在宅勤務のために帰途につくか、出社のために駅に移動するのです。

こうした環境で勉強したり、遊んだりすることが当たり前で育ってくる子どもたちの将来は、個人的にとても楽しみだったりします。

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そんなことをぼんやりと思いながら、今朝の帰り道に撮影したアジサイの写真でした。

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