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【ショールームレポート】BoConcept LIVE OFFICE

先月始めに、今年の6月1日にリニューアルオープンしたばかりのBoConcept LIVE OFFICEにお邪魔してきました。
「ここで働いてみたい、、、!」って心から思った理想的なオフィスだったので、ブランドの情報と合わせてまとめていきたいと思います。

BoConceptってどんなブランド?

まずBoConceptについて。1952 年にデンマークで生まれたブランドで、世界67カ国、300店舗を展開しています。日本にも17店舗あって、その中でもLIVE OFFICEがある青山店は一番売り上げが高いショップだそう。

BoConceptの特徴

1.トータルコーディネート力
BoConceptは家具だけではなく、照明や小物、アートなど幅広い商品を扱っているのが特徴です。
1つのブランドでスタイリングまでできるのは心強いですよね。
ショップの素敵な設えをみてると、小物も欲しくなっちゃうんだよね。
自分で選ぶのは難易度が高い、、、という方は、スタッフの方に小物の提案をしてもらうこともできます。


2.海外ブランドだけど納期が短い
一般的に、海外ブランドは納期が3〜4ヶ月以上かかることが多いですが、BoConceptは基本的に約1.5ヶ月で納品可能です。
これは本当にありがたい、、、!
お客様の希望の納期が短いと必然的に選べるブランドの幅が狭まってしまうのですが、予算があるのに納期の関係で希望のイメージのアイテムを選べないって寂しいですよね。
そんな中、BoConceptは張地などをカスタムしても約1.5ヶ月で納品してくれる、神様のようなブランドなのです。
短納期が可能な理由は、製造をデンマークで行った後に、中国にある大きな倉庫に商品を移しているからだそう。
さらに、国内に在庫を持っている商品やショールームのアウトレット品は即納(10日程度)が可能というのも素晴らしいです。

3.デザインコードを持っている
BoConceptはオリジナルのデザインコードを持っていて、毎年トレンドに合わせてアップデートしています。
今年はmetropolitan(ダークでアーバンな印象)とscandinavian(淡い、北欧スタイル)の2軸。
2軸で持っていることで、様々なテイストに合わせることができるんだそう。

4.レベルの高いホームページのツール
ホームページでは張地の仕様、脚の仕様を選択すると自動で商品イメージを生成してくれます。これって他のブランドだとあまりないサービスですよね。選択した内容に合わせて金額も出してくれるもとてもありがたいです。
ただ、ホームページに載ってないサイズの商品もあるので、希望のサイズやイメージがある場合はスタッフの方にリクエストしてみましょう。
また、3D CADを用意していたり、無料の3Dパースを作成するサービスも行っています。
私はまだ依頼したことがないので、今後お願いしてみたい!

「LIVE OFFICE」について

さて、見学したLIVE OFFICEについてですが、「ヒュッケ(HYGGE)」をテーマにデザインされたそうです。
ヒュッケとはデンマーク語で「居心地がいい時間や空間」という意味で、デンマーク人が常に大切にしている価値観です。
数年前にメディアで取り上げられはじめて、注目されたワードですね。
デンマークは幸福度の高い国として有名ですが、生産性も高いんだそう。

デンマークは世界幸福度ランキングで常にトップ3入りし、日本より少ない労働時間でより高いGDPを生み出し、1.5倍の生産性を誇ります。幸福度と生産性は連動し、幸福度が高い職場では、そうでない職場に対して生産性で30%、セールスで37%、クリエイティビティでは3倍も高くなるというデータもあります。

北欧デンマークを代表するインテリア家具ブランド「ボーコンセプト」、オフィス向け家具・空間ショールーム「LIVE OFFICE」をリニューアルより

最近、「フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか」を読んだんだけど、北欧の国の価値観や働き方は憧れますね。
特に職場で立場が違っても対等に話ができるところや、仕事は無駄なく集中してやって、コーヒーブレイクの時間に同僚とコミュニケーションを取る、といったふうにメリハリがついているところ。
私にとってかなり理想的な働き方だなぁと思いました。
いつか北欧行ってみたいなぁ〜。

今回のLIVE OFFICEにおけるインテリアの特徴は、トレンドのカラーを取り入れていることと、細かくゾーニングしていること。
以前は社員が集まれるようにオフィスの中心に大きいソファをドーンと置いていたそうなんですがあまり使ってもらえなかったそう。
今回はスペースを小分けにして、使用する目的を明確にしたことで以前より使ってもらえるようになったとのことでした。
日本人の傾向として、空間の中心にあるオープンなスペースって使いづらいのかもしれませんね。
他にも、立ったまま打ち合わせするミーティングルームがあったり(だらだら打ち合わせすることが減るそう。使ってみたい)、エグゼクティブの個室の壁がガラスだったり(オープンな社風っていいね)、テレフォンブースにアートが飾られていたり(広くないスペースだけど、アートがあると落ち着くから不思議)、魅力的なスペースがたくさんありましたよ。
ぜひインテリア関係の方には体験していただきたいなぁ〜。


今日はここまで!
ここ最近会社でショールーム見学に行かせてもらえて、とてもありがたいです。
アウトプットして、知識と経験を血肉にしなくては。
ではではまた〜。

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