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【ショールームレポート】MASTERWAL

最近、オフィスに家のようにくつろげるリラクゼーションスペースが欲しい、というご要望をいただくことが増えてきています。

社内のリモートワークの割合が増えたことによって使わなくなったスペースを有効活用したいとか、社員同士のコミュニケーションを活性化させたいとか、目的は様々だと思いますが、コロナをきっかけに今までの画一的なオフィスを変えていこうとしている企業様が増えているのは、インテリアコーディネーターとしても嬉しいかぎり。

家のようなくつろぎ感を出す場合、オフィスであっても業務用家具やオフィスファニチャーではなくホームファニチャーをご提案することが多いです。特にスペースが広く、かつ多人数で使うリラクゼーションスペースは、豊富なバリエーションの中からパーツを選んで組み合わせる、システムソファをご提案することがあります。

そこで、先日MASTERWALというブランドのシステムソファをを見にショールームへ行ってきたので簡単にまとめたいと思います!


MASTERWALってどんなブランド?

「ウォールナットを極める(ウォールナットのマスターになる)」という素材への想いを込めて名付けられた、マスターウォール。

1961年に岡山で創業したアカセ木工さんが2006年に立ち上げたブランドで、世界三大銘木のひとつであるブラックウォールナットにこだわって家具作りをしているのが特徴です。製品はすべて受注生産で、加工や仕上げ、梱包までの工程を一貫して自社で行っています。また、資材の捨てる部分を極力減らし、過剰な森林伐採を防ぐという環境保護への取り組みも行っていて、今の時代に合ったブランドと言えます。

また、品質の高さもブランドの強みのひとつです。

マスターウォールが独自の品質基準で取り扱うのはFASグレード以上の品質のウォールナットだけです。板の寸法で幅5インチ以上×長さ6フィート以上、白太や節がないクリア材。
面積はFASより小さいものもありますが、反りがなく節も白太も入らない面積が大きい希少な材料です。

※FASグレード......全米広葉樹製材協会が規格基準として定めた最高グレード。

ダイニングテーブルはサイズバリエーションが豊富で、長さは最長240cmまで選べます。節や白太のない大きな天板は非常に美しかったです。
また、テーブルの長さにかかわらず天板を接ぎ合わせる枚数、天板に使用する最小の板幅を保証することで、クォリティを維持しているそう。

ダイニングテーブルひとつとっても、豊富なバリエーションがあるのですが、私が特に提案したいのは天板厚41mmの「WILDWOOD THICK 41 DINING TABLE」です。
シンプルなデザインなのでいろんなチェアと合わせられるし、重厚感があるので空間の主役にもなれます。

MASTERWALはウォールナットがメインのブランドではありますが、ホワイトオーク、レッドオーク、ブラックチェリー、ビーチの家具もあるので、空間に合わせて樹種を選ぶことができます。


さて、お目当ての「COMPOSIT SYSTEM SOFA」に座ってみた感想ですが、座り心地はしっかりめで、座面は奥行きがあるのでソファの上であぐらをかいたり寝そべったりとゆったりとくつろげます。
パーツのバリエーションが豊富なので、空間や用途に合わせて組み合わせることができるのがいいですよね。張地を変えても楽しそう。


もうひとつ気になったのはワークデスク。
在宅ワークでリビングにデスクを置かなければならない場合も、無垢の天板なら内装や他の家具に合わせられますし、あたたかみがあっていいですね。


最後に個人的な推しポイント。
それは、短納期対応の商品があること。
ダイニングテーブルやチェア、ソファ、そしてシェルフと比較的種類があります。
お急ぎの場合、価格帯の高いブランドでお探しするのが難しい場合が多いのですが、これは嬉しいですね〜!


以上、簡単ですがMASTERWALのショールームリポートでした。
家具選びの参考になれば嬉しいです!

6月のBoConceptのショールーム見学以降も、いろいろなブランドのショールームに行く機会があってメモもかなり溜まってきているので、もっとコンスタントに書かなければ、、!
楽しみながら続けていきたいとおもいます。

ではではまた〜!


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