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#616 給料より技術料

どうも!バリスタ店長です!

今回は「給料より技術料」というテーマでお話ししていきます。

僕は今の職場で15年ほど働いていまして、アルバイトとして5年ぐらい働いていました。

そしてその5年の間、僕は自分の時給をほとんど知りませんでした。認識したのは入社したての時と社員になる直前くらいです。銀行口座の残高を見て、どれくらい入っているのかは把握していたのですが、なんとなく把握しているだけで細かく見たことはなかったんです。

お金は大事だと思っていましたし、当時はコーヒーの勉強をするために(遠征などで)たくさんお金を使っていました。なので別にどうでもいいというわけではなかったんですが、お金はそこまで大事じゃないと思っていたんです。

そして当時は給料よりも大事にしているものがあって、そちらの方を気にしていました。



給料よりも技術料

その給料よりも大事にしていたものとは、「技術料」です。

元々僕が尊敬していたバリスタの言葉なのですが、「若いうちはお金のためだけに働いて、給料ばかりを気にしていてはいけない。お金よりも働いて得られる技術を気にした方が良い。」とおっしゃっていました。

そしてこの働いて得られる技術のことをそのバリスタは「技術料」と言っており、「この技術料を仕事からどれだけ得られるかが重要で、技術料を少しでも得ることができるように、考えて働き、仕事の仕方を工夫し、チャレンジし続けなければならない」とのことでした。



給料だけを気にしすぎて成長しないでいると、中年になって取り返しがつかなくなる

給料というものはあっても困りませんし、多ければ多い方がいいですが、お金って将来につながっていきません。((稼ぎ方にもよります))

努力して自分が成長したことで報酬が増えることはすごく良いことですが、何も考えず、ただ言われたことをやるだけで報酬をもらっている状況はあまり良くないんです。

アルバイトなんかは時間を切り売りしているだけの人も多くて、ただの作業を繰り返しているだけの人も多く、そこに成長はありません。

成長がなければ市場価値も上がっていかないので、歳だけ取ることになります。若い頃は若さというアドバンテージがあって、成長性や可能性がある分どこの企業でも雇ってくれますが、若さのアドバンテージがないただの中年になってしまうと、どこの企業も雇ってくれなくなります。

なので若いうちは自分の成長に目を向けて、仕事で成果を出し、市場価値を上げていくことがすごく重要です。

なので給料ばかりに目を向けず、技術料に目を向けて、自分がその仕事からどんな技術料を得ることができたかに集中すべきなんです。



技術料を意識すれば市場価値に見合った給与もついてくる

それに、給料だけを見続けてろくに成長できていないとその後の給与も増えていきません。

しかし成長に目を向けて市場価値を上げ続ければ、そのうち自分の市場価値に見合った給与をいただくことができ、生涯年収は比べ物にならなくなります。((成長した方が多くの給料をもらえます))

何より、働くことの目的は他者貢献であり、そのために全力を尽くした結果、それに見合った給料がもらえます。なので、最初から給料だけを意識してしまっては、働くことの本質からずれてしまうんじゃないかと思います。

もちろん、労働力を搾取されるような安い給料で働かされる職場はすぐに離れた方がいいかもしれません。そこは業界のアベレージを知っておき、適性な給与をもらえているかを判断すべきです。僕のように気にしなさすぎも良くないと思います。

しかし一番に意識すべきは技術料です。

自分の将来を広げていく上で、たくさんのスキルを習得し、チャレンジし、成長していくことが大事です。

ぜひ給料よりも技術料を意識して働いてみてください。


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