秋の鯉のミャク釣りと料理
ひとの釣り日記を読むことが多くなったので私も書いてみることにしました。
料理編は下の方にあります。
・釣り
・使用した道具
延べ竿4.5m(オリムピック山水・多分柔らかめ)、
道糸・ナイロン7号
自作発砲ウキ(今回は意味なし)
ワームシンカー3.5g(1号に近い・あるものを使ってただけ)
ヨリモドシ(スナップのないもの・多分拾ったやつ)
ハリス・ナイロン4号(30cmくらい・ウキ釣りの想定だったため自分の中では長め)
丸せいご針13号(ある程度大きくて頑丈ならなんでもいい)
餌・ドバミミズ
仕掛け全体で竿より若干短めでした。
・釣行
10月の第2週、今回は地元の鯉が多くいる小川で釣りをしました。
タイトルにミャク釣りと書いてありますが、はじめはウキ釣りの予定でウキをつけていました。しかし現場に着くと思ったより全然水位が低く、これではウキ釣りができないと判断したため、ウキを上にあげて(直接結びつけるウキなので簡単には外せない)下流側に餌を静かに投入してから上流に竿を持って行き糸を張り、糸を横にするような感じでミャク釣りをする作戦に変更しました。
そして餌を投入したら草むらの中で隠れるようにしゃがんで、竿の真ん中くらいを草の上に置き、持ち手は離さず、と半置き竿状態で待機しました。魚の反応は穂先9割と手への振動1割くらいで見ました。糸を張ってるので糸の動きはほぼ見ませんでした。
↑上と正面から見た図です。描き忘れましたが鯉釣りなので餌(と今回はオモリも)は底についてます。
川の中の様子が全く分からないなか少し待機していると竿先にツンツンと当たりが出始めました。そして小さいアタリの中、一つまあまあ大きいアタリが来た時に合わせると見事に針がかりしました。
その川にはさまざまなサイズの見え鯉がいるのですが、まあまあ大きい方のサイズの鯉が掛かりました。一気に走るタイプではなかったのですが重く、なかなかスタミナがあるタイプの鯉で、糸切れるなよ〜と思いながらやりとりをしました。
タモ入れをしようとしたらまた暴れ出して、もっと空気を吸わせて弱らせようと考えてまた両手で竿を持ち直し、しばらくしてもういいだろうと思ったところで再度タモ入れに挑戦し、今度は取り込みに成功しました。
私は食料目的で釣りをしているため、土囊袋に入れて持ち帰りました。行き帰り含めて1時間くらいの短い釣行でした。(食べきれないので鯉釣りは1匹釣ったら帰宅します)
家に帰ってきてからサイズを測ると67センチでした。
そしてウキは外しましたがほぼ同じような釣り方で翌週75cmの鯉が釣れました。
どちらの個体も秋なのになぜか卵を持ってました。過去に1回秋の子持ちフナを釣ったことがあるのですが、秋と春を間違えて開花する花のようにそういう個体もいるのか、それとも普通に秋にも産卵してるのかどっちなんでしょうね。(2匹目を釣ってる最中に産卵期のような寄り添い泳ぎくんの存在も確認できました)
最後に今回試した仕掛けですが、この釣り方ならオモリはもうちょっと重い方がセッティングはしやすいと思いました。
秋の鯉は冬に備えて餌をよく食べるらしいので釣ってみたい方は今のうちに試してみてください。
釣り編・完
・料理
釣れた鯉は一般家庭の台所だとデカすぎるので捌くのが結構大変でしたが、なんとかやりきり煮魚と揚げ物と塩焼きになりました。
・煮魚
煮魚は頭や中骨、腹骨の部分をしようしました。味は甘めが好きなので水3醤油1酒1みりん2で作りました。卵は外側がボロボロ、内側がしっとり系(熱が通ってないわけではない)になるので、ボロボロ系が好きな私はある程度煮たらハサミで切って表面を増やして全体がボロボロ食感になるようにしてます。
・揚げ物
揚げ物は胴体の身(なんというか一般的によく食べる部分です)を使用しました。切れ目が入っていますが、約30cm以上のコイ科の魚の一部(自分が知ってるのは鯉の他にフナやニゴイです)は身にyの字の小骨が多く入っているので食べる際はこのように骨切りをする必要があります。慣れないうちは割り箸を横に置くことで割り箸の高さ分は絶対切れないという簡単な方法で骨切りをすることも出来ます。
骨切りの説明ばかりになってしまいましたが、多分唐揚げだと思われる揚げ物は小麦粉をまぶして160度で7〜8分くらい揚げて作りました。まあこの辺はサイズにもよりますね。ヒレも素揚げであげれば骨せんべいならぬヒレせんべいとして食べることができます。
ちなみに前にツイッターで知った知識ですが魚焼きグリルをそのまま油落としの網として使うと楽です。
・塩焼き
塩焼きも胴体の身を使用しました。前述の通り骨切りをして塩を軽くまぶして魚焼きグリルで焼きました。しかし身が厚いのか火の通りが悪く、中強火で10分やってダメでプラス5分でもうちょっとだなと思いレンジで2分でやっと出来ました。計17分です。身が厚いと弱火でじっくりの方がいいんですかね。(火の通りをチェックしすぎたので食べる前から食いかけのようにボロボロです)
上の2品と違って塩焼きは初めての調理法で火が通りにくく大変でしたが、脂が乗っていて大変美味しかったです。一般的に揚げより焼きの方が臭みが残りやすいと言われますが、今回の塩焼きは全く臭みはありませんでした。あとyの字小骨は揚げ物と比べると目立ちますが、鯉のサイズ的に小骨がすでに小骨ではないという現象が起こっているため口に刺さることなく簡単に取り除くことができました。
料理編はこんな感じでした。冷凍した身がまだあるので、今回気に入った塩焼きや鯉こくか味噌汁かよくわからないものも今度作ってみようかと思っています。
料理編・完
初めて長めの釣行、料理レビューを書いてみました。気が向いたらまた書いてみようと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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