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【企画参加】君と共に-詩-

お山をつくろう
君が歯を見せて笑う
何かをたくらむ顔

砂場へ行こうすると
違うよこっちだよ
反対の方へ手を引いた

僕よりちっちゃな手
ほんの少しだけ汗ばんで

沢山の桃色の花が
風に揺られ舞い散る
日の光が眩しい

地面に枝で大きな丸を書いた
そこに集めたたくさんの花びら
あっという間に積み重なる
とんとんと君がスプーンで固める

鼻歌が聞こえた
最近の君のお気に入りの歌
調子っ外れ
だけどどこか耳に馴染む
嫌いじゃなかった
そっと目を閉じた

大きなお山が完成すると
君は大はしゃぎ
いつもと少し違うのは綺麗な桜色

ふと君が手を伸ばし
僕の髪に触れた
ついてるよと一枚の花びらをとる
春が来たねとお山を見ながら呟く君
その横顔はいつもどこか優しくて
僕はしばらく見つめていた

春が来る

あと何回
君と過ごすことができるのか

わからない
きっと神様にも誰にも

それでいいんだ

君は知らなくていい
君はそのままでいて

知らなくていい
僕が君を好きだっていうことも

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清世さんの素敵な企画がまた復活!


先日の展覧会で作品拝見した時からこのイラストに釘付けでした。

小説と迷いつつ、最近覚えた詩でチャレンジしてみました。

清世さん、ありがとうございます!


この額付きイラストを見て思うのは

私の描いて貰った作品、早く額に入れたい!!

とは言え先日体調を崩してしまったので、

もう少し回復したら出かけたい。

(薬の効果抜群で、だいぶ良くなりました!)


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