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適応障害になって休職したら孤独感が少し和らいだかもしれない話

元々孤独感を酷く抱えていた。

常に誰かといて繋がっていたい。

そういう気持ちが溢れすぎて、SNSにもだいぶのめり込んだ。

だが、結果的に余計孤独感を増した。

理由としては多くを求めすぎていたから。周りと比べてしまうのも辛かった。承認欲求が強すぎたwww

今は距離感を前より掴めて、一期一会

くらいの気持ちで、楽しめるようになった。

素直に、強がらない自分を出せるようになったかもしれない。

加えて、孤独感を紛らわす為に

婚活をしていた。

結婚すれば自分を一番に、大切な存在と認めてもらえるだろう。

そんな願望があった。

やはり承認欲求の塊である。

別にそれが悪い訳ではないが、きっとそれを望んでも叶わないだろう。

自分が本当に結婚したい訳ではないだろうから。

結婚して子供産んでなんぼ。

そんな風潮はだいぶ薄れたが、やはり世間の目は厳しい。

実際のところは未婚率は半数と言われているが、私の周りには殆どいなくなって焦っていたのもあった。

結婚出来ないのはおかしい。

そんな風に自分を追い詰めていった。

冷静に考えれば、別に結婚は義務でもなんでもない。日本はそれが自由に選べるんだからいいんじゃない?

相手がいて結婚どうしようならともかく

まだ出会ってないのに、いないのに結婚を考えるのもナンセンス。

それに、多分結婚しようが孤独感は常につきまとう

と今なら思える。

婚活も休職と同時に自然に終わり、復職前に焦って再開したが、休職がどこか負い目になった&緊急事態宣言の再発により白紙になった。

その後ある人と話し、

結婚したいようには見えない。

と言われ、内心カッチーンとはきたが、響いた。

確かにそうなんだろうなとも後から思えた。

私自身のことを休職中振り返ってみると、

本当にしたいことは誰に何言われ、どう思われてもする。

だから本当に結婚したかったらしてるだろう、とっくに。

しないってことはする気がないってことだから。

そんなことで、結婚についてもそこまで考えなくなった。それは私にとって肩の荷降りたような気がした。

結婚したら必ずしも幸せになるか?

今、自分不幸せか?

の問いにはNOと答えるだろう。


休職して、働けなくなり家で特別量産的なことをする訳でもなくボーっとしてるのがひたすら辛かった。

普通ならきっと病気にならないのに私。

どうして普通じゃないんだろう。

弱いからだと、責めたこともある。

そんな自分を真っ向から否定し続けた。

けれども、少し自分の中のハードルを下げて、周りを見回すと世界が変わった。

自分でも出来ることはちゃんとある。

自分の中で当たり前のことは周りにとっては当たり前じゃない。

散歩して、外の草花のたくましさに足を止めて眺める。

朝起きれる。

ゴミ捨てに行く。

食事を作る。

電車に乗る。

と、なんでもないことが自分も病気になって出来なくなったこともあった。

自分のなんでもないことこそ、意味がある。

日々の小さな出来事を喜べるようになった。

毎日電車に乗って仕事に行き、定時まで働く。

それだけ出来れば凄いこと。

前は出来なかったのだから。


多分以前の自分は色んなことを求め過ぎていたんだ。

こうでなきゃいけない!先入観や固定観念に縛られていた。理想が高すぎた。多分周りの期待とか目ばかり気にしていた。

休職して・・・少し違う目線で物事が見られるようになって、自分を受け入れられるようになった。

するとほんの少しだけ幸福感が増した。

孤独感をそこまで意識しなくなった。


幸せの尺度は自分で決める。

この休職で自分について少し理解が深まったのかもしれない。

人生、時には一休みして寄り道も必要である。

どんな経験も無駄にはならないと信じて。



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