ワーケーションという曖昧なものにみんながチャレンジできるために考えた。
「Work(仕事)」と「Vacation(休暇)」を組み合わせた造語「ワーケーション」が注目されています。JTB総研の解説によれば「リゾート地や地方等の普段の職場とは異なる場所で働きながら休暇取得等を行う仕組み」で「個人が主体的に選択する、日常的な仕事(ワーク)に、非日常的な休暇(バケーション)の感覚を埋め込んだ柔軟な働き方」とのことですが、現実的にどこまで(どんな人が)できるのか、どうしたら多くの人が恩恵を受け、社会をポジティブにできるのだろうか、自分で実践しながら考えています。
2020年10月12日~24日まで、GoToキャンペーンを都民が使えるようになったことを利用して、ワーケーションの旅に出てきました。現在自分は出勤がマストな雇用契約はないので、自分がやっている仕事はそのままに、旅をしながら仕事をする(基本的に仕事はセーブしない)というスタイルで旅をしました。
本来は1か所にもう少し長く滞在するスタイルが理想なのですが、長い間会えなかった友人と会ったりする目的もあったので、比較的短いスパンで以下のように動いていました。
大阪(市内)→神戸→岡山→大阪(柏原市)→名古屋→木曽福島
基本的に行った先では大体知った人がいて、その方たちとの交流のおかげでどこでも楽しく、素敵な偶然が偶然を呼ぶような展開だったので、
ワーケーションの効果は、自律的に働き、現地の人々との交流があることで最大化される(「コ・ワーケーション」と言われるような働き方)
と思う一方で、それが出来ない人も多く、多分世の中の大半はそうだと思います。そんな人のために、まずは家でもオフィスでもない場所で働くってことができるようにしましょうよ。という現実解はあるのではないでしょうか。
インバウンドが見込めない中で地域を元気にする、旅行業を活性化させるという意味合いもあると思います。そんな中で、仕事100%の「出張」と遊び100%の「旅行」の間の目的で様々な地域に行く需要を生み出す必要性もあるのでしょう。
正直なところ、今まで企業で行われていたような研修旅行を「ワーケーション」と称している例も多く、「それは違うだろ!」とツッコミを入れたくなるような内容もあるのですが、現状は多くの人が「あ、私もワーケーション的なことできるんじゃない?」と思える方が大事だと思っています。
ここからはいくつかの記事に分けて、今回のワーケーションの旅で考えたことを書いていきたいと思います。
第一弾はこちらです。まずはリモートワークを素敵なホテルから。旅をしながら働くことができるってまず体験してみるには良いと思います!
第二弾も追加しました。個人的にはゲストハウス+コワーキングスペース、という組み合わせでの旅が一番しっくりきています。
第三弾も追加しました。こちらはあまり他の方に応用できる話ではないんですが、なぜこの地域を行きつけにしているのかって話。このゲストハウスとコワーキングができるまで本当に滞在に苦労したんです(笑)
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