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【沖縄伝統料理】うじら豆腐


はいたーい!沖縄料理研究家 宮澤かおるです。

沖縄は、海開きした地域もあり、夏がくる感じがワクワクする今日この頃です。料理は、手作りの出来立てが1番美味しいですね。先日、久しぶりに食べたうじら豆腐は、まさに手作りの出来立てが1番だ!と感じる瞬間でした。

今回は、材料は身近な食材ですが、魚の香りが上品でまた食べたくなる沖縄の伝統料理うじら豆腐をご紹介します。

■うじら豆腐とは!?

沖縄の伝統料理【うじら豆腐】をご存知ですか。うじら豆腐とは、魚のすり身や豆腐、人参やキクラゲを加えて揚げた沖縄版のがんものような1品です。名前の由来は、鶉の卵に似ていることから 鶉→うずら→うじら と名付けられたといわれています。法事や行事ごとに作られていた伝統料理ですが、最近では、学校給食や家庭料理として食べられています。少し手間はかかりますが、揚げたてはもちろん、冷めても絶品ですよ~!!

■うじら豆腐*材料(4人分)

沖縄島豆腐300g 
白身魚(刺身用)50g 
人参(小)1本 
きくらげ(乾)5g 
A(かつお出汁90ml 醤油大さじ1 みりん大さじ1/2) 
B(塩小さじ1/2 ピーナツバター大さじ1/2 卵1/2個)
黒ごま大さじ1 
グリンピース(茹で)大さじ2~ 
揚げ油適量

■うじら豆腐*作り方

1.人参は約3㎝長さの細切り、キクラゲは水で戻し、石づきを取り除き3㎝長さの細切りにする。小鍋にA・人参・キクラゲを加え強火で熱し、沸騰したら弱火にして、煮汁がなくなるまで煮て粗熱を取る。
2.豆腐は重石をのせ約10分水切りをし、キッチンペーパー等で包み、絞るように水気をきる。
3.白身魚はすり鉢ですり、2を加え、さらにすり、Bを加え混ぜ合わせる。
4.3に1・黒ごまを加えヘラ等で混ぜ合わせ、手をぬらし小判型に成形しグリンピースを飾る。
5.揚げ油を170℃に熱し、きつね色になるまで揚げ、器に盛り付け出来上がり♪

(1人分の栄養価:エネルギー237kcal たんぱく質11.9g 脂質17.5g 炭水化物6.9g 食物繊維2.8g 食塩相当量1.6g)


■うじら豆腐*ポイント

★魚のすり身は、すり鉢ですりますが、ミキサーだと時短です♪ミキサーの場合は、粘りが出るまで撹拌すると手軽にできますよ。
★沖縄島豆腐は、木綿豆腐でも代用可能です。木綿豆腐の場合は、水切りを約20分しましょう。


素朴だけど、うま味たっぷりで
また食べたくなるお味です。

お時間がある時にでも
作ってみてくださいね~♪



うじら豆腐のヘルシー版は、食のレシピサイト
食ZENラボさまで掲載しています。こちらも合わせてご覧下さいませ〜♪

https://shokuzenlab.com/recipe/condition-diet-ujiradofu/

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